2023年11月3日(金) 晴れ
駐車地点(8:40) – 堰堤上(9:00) – スラブ終了(11:05) – 裸山(11:30) – 桑原沢(12:40) – 駐車地点 (14:15) / 行動5h30m
メンバー : 2人(Waka , Kさん, よっしー)
装備 : 全員/ラバー沢靴 ロープ(未使用)
国道252号線を走っていると、異様な岩壁が目に飛び込んでくる。裸山である。
毎回車で通過するたびに「いつかは行ってみたい」と眺めていた場所に今回ついに行くことができた。
桑原沢の砂防堰堤へ続く道を進んでゆく。堰堤前で沢を左岸から右岸へ渡り堰堤を右岸から巻いたところから入渓する。堰堤前は藪がボウボウで、わずかな踏み跡を辿って進んでゆく。水路が葛折りに、堰堤上部へと伸びていたが、これは魚道と呼ばれるもので、魚が堰堤下流から上流へ遡上できるようにした魚専用の道だそうだ。
若干ヌメる沢を遡行してゆく。よっしーは今回で沢登り2回目であるが、早々に歩き方のコツを掴み危なげなく登ってきた。
やがて目前に裸山の広大なスラブが開ける!!!

ちょうど紅葉が良い感じ。
傾斜の緩いところを選びながら快適に登ってゆく。

振り返ると、毛猛連山の絶景。
ゆっくり時間をかけながら、喜びを噛み締めながら登ってゆく。
見下ろしていたら後続の2人組パーティーがやってきた。
(帰宅後すぐにインスタのKEIKOさんと判明!ネットの世界は狭いですね〜。)
じんわりじんわり登って、尾根へ到着。
少しの藪漕ぎをして裸山の山頂へ。
「裸山ダイレクトスラブ」という名称がついている割には全くダイレクトじゃない。笑
藪以外何もないピーク。山頂看板がなくてホッとした。
看板は所詮、残した人間のエゴであり、自然界にとっては無駄なものだ。こういうものが無い方が、原始の山らしくて私は好きだ。
裸山がさらに人気になったとき看板や赤テープが現れないことを祈りたい。
帰りは山頂東側のちょっと怖いスラブを下降して合流した沢を引き続き下りる。
14:15無事下山。
ゆーっくり登ってゆーっくり降りた1日だったが、夕方前には降りることができて良かった!