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上信越山歩き沢登り

堂岩沢〜ノックボ沢〜猟師ノ沢〜白砂川〜黒渋沢

2025/7/7(月)晴れ 夜は小雨
池の峠駐車場(8:35)~堂岩沢出合(8:50)~登山道(10:25)~ノックボ沢〜漁師ノ沢出合(12:05)〜白砂川〜黒渋沢出合手前(14:00)/行動5h25m

2025/7/8(火)曇り
黒渋沢出合手前(7:20)~黒渋沢出合(7:30)~18m大滝(9:20)~八間山(12:30)〜池の峠駐車場(13:45)/行動6h15m

メンバー : 3人(Waka , シュカさん , トコトコ氏)
装備 : ラバー(Waka,トコトコ氏) フェルト(シュカさん)、30mロープ

山行記録

トコトコ氏、シュカさんと白砂川しらすながわで沢登り!トコトコ氏とはクライミングや山スキーを一緒したことはあるけど沢登りは初めてだ。シュカさんも我が家に何度か遊びに来たことはあれど沢を一緒するのは初めてだ。
私は、今までは夫と沢へ行くことが殆どだったが、子育てが始まりどちらか交互にしか外出できなくなった。夫がいなくても沢登りはやりたいと思ったので、お二人に声をかけたところ都合がつき快諾してくれた。ありがたやありがたや。

本当は沼田の栗原川を予定していたが、天候がイマイチで転戦した。ちなみにシュカさんは栗原川は2度目の断念である。なかなかご縁がありませんな〜。

今回のルートはこちらの記録を参考にさせてもらった。(白砂川猟師ノ沢下降黒渋沢遡行 – 山紫水明 – FC2

1日目 堂岩沢〜ノックボ沢〜猟師ノ沢〜白砂川

朝、道の駅で集合して野反湖へ向かう。
ちょうど今時期はノゾリキスゲのシーズンで、湖畔には満開の花々を見ることができた。

満開のノゾリキスゲ

ノゾリキスゲって、ニッコウキスゲとは違うのか疑問に思ったが、どうやら地域おこし目的で「ノゾリ」という名前を活用しているだけで、正体はニッコウキスゲらしい。

池の峠駐車場に車を停めて出発。

山越えして白砂川にアプローチする必要があり、登山道を利用することもできるが、せっかくなので堂岩沢から登ることにした。
地形は広く、緩やかなので、何もない…と思って入渓したが実際に何も無さそうな沢で一安心。
両岸に広がる森は豊かで、ダケカンバの原生林が広がっていた。標高が低い南魚沼ではなかなか見ることのできない久々の景観だ。
あちこちの植物に食痕が見られた。トコトコ氏曰く、鹿が食べているのではということだった。

のんびり歩いてゆく
穏やかな渓相

道中、両岸の落石が不安な場所もあったが歩きやすい沢だった。
順調に詰めて、最後は笹藪漕ぎをして八間山北側コルの登山道に合流した。

ここからコル反対側のノックボ沢を下降する。
ツルツルの笹藪斜面を下降すると、程なくして沢型に合流。

ややヌメる沢床ではあるが問題なし。上流はもっぱらゴーロで、下流で少しだけ滝が出てきた。

ガレた沢
ようやく滝が出てきた!
倒木の隙間からクライムダウン。滝壺に出てシャワーの洗礼。

快適に下降して12:05漁師ノ沢合流。

小休止して、下降再開。
元々の水量が多いようで、足に水圧を感じながら渡渉を重ねる。
もし増水したら困難な沢になりそうだ。

ところどころ、綺麗なナメがある。水はちょっと青っぽくて白砂山を挟んだ向こう側にある清津川と似たような色味だった。

綺麗
ミニゴルジュ

やがて白砂川本流に出合う。上流方面には立派な5m滝がかかっていた。
登山大系によると「漁師ノ悪場」と呼ばれるゴルジュの入り口らしい。ゴルジュ突破が困難な場合は漁師ノ沢から大高巻きするのが定番らしい。

さっそく、出合いの5m滝をオブザベするシュカさん。
私も一緒にオブザベするが、うーん、難しそうに見える…。(笑)

白砂川本流出合の5m滝
癒し渓
柱状節理

下流は、ひたすら河原が続いていた。
歩きながら、2ヶ所ほど幕営適地に目星をつけていたが、最終的には黒渋沢から250mほど上流、左岸の平らな場所に泊まることにした。

河原から一段よじ登った樹林帯を覗くと、獣道なのかくっきりした踏み跡が続いていた。
その先には、まるでテント場のような整地不要の空間があったが、河原からやや離れており、薪も少なそうだ。

私もシュカさんも、かつて増水で寝床が流されかけた苦い経験があり、河原泊にはあまり積極的ではない。それでもやはり、水をすぐに汲めたり、薪がすぐ集められる点で、河原はかなり魅力的…。
いざとなれば樹林帯のテント場に移動することにして、左岸の少し高くなった河原に幕営することにした。

薪は豊富にあり、どれもよく乾いていたので容易に着火成功。
倒木のベンチに腰をかけ、のんびりとした時間を過ごす。

良い感じの唐木ベンチに腰掛けて
お湯を沸かしてます

夕飯を食べて20時には就寝。

寝ていると、ポツポツとタープを叩く雨の音。ついに降り出したようだ。

この程度の雨量なら特に問題はないが、爆睡している間に土砂降りになってしまったら心配だ。
とりあえず2時間後にアラームをセットしてみるも、どうにも雨音が気になって眠れない。

時刻は20:40。まだ早い時間だし、寝不足のまま朝を迎えたり、土砂降りの中で撤収するくらいなら、小雨の今のうちに移動してしまった方がいいのでは。

とりあえず、右隣で寝ているシュカさんを起こそうとすると…あれ?

なんと、シュカさんはすでにシュラフを片づけ、荷造りを済ませ、レインウェアを着て、靴を履いた状態で横になっているではないか!
いつの間にそんな完璧な支度を!?暗闇の中で、まったく気づかなかった。

理由を尋ねると、「暖かいし、シュラフなくても寝られると思って」とのこと。
なるほど、いつでも逃げ出せるように準備していたわけではなく、単にシュラフの必要性を感じなかっただけらしい。

とはいえ、やっぱり雨音を聞きながら眠るのは落ち着かない。
トコトコ氏も起こして、樹林帯へ移動することにした。

目星をつけていた場所にタープを張り直す。時刻は21:10。これでようやく、ぐっすり眠れそうだ。

…と思いきや。
シュカさん、まだ靴を履いたまま寝ようとしている。
「この気温じゃシュラフなくても寝られると思って。」

さすが、ストイックすぎるぜ。笑

夜中になると雨が強まった。
河原に寝ていたとして水没するほどの雨量ではなかったかもしれないが、それでも気が休まらないのでやはり移動して良かった。

2日目 白砂川〜黒渋沢

朝5:00起床。地面が真っ平らでよーく眠れた!なんなら家より眠れたかもしれない。笑
ストイック・シュカさんも、深夜1時頃にはさすがに寒くなったらしく、シュラフを出したとのこと。
……だよね。ちょっと安心した。笑

荷物を全てまとめて、着替えて、昨日の焚き火跡で朝食の準備に取り掛かる。
普段はまず焚き火を起こして、のんびりしてしまうが、今回は寝床と離れていたおかげで、先に身支度を整える流れになり、結果的にテキパキ動けた気がする。

昨夜の雨で薪はびしょ濡れ…。しかし30分程の奮闘で、無事に焚き火をおこすことに成功した!

幕営したところ
びしょ濡れ焚き火 着火成功!

のんびり支度を済ませて7:20出発。

程なくして、黒渋沢の出会いに到着する。
出会いは平凡だが、足元の岩盤が白っぽく美しい。

黒渋沢出合

少し入ると渓相が黒っぽくなり、小滝を交えながら遡行が始まる。

登りやすいです
サルノコシカケ!
湧水チャージ
この滝は左端をボルダリングで突破した

ちょっとヌメるところもあるが、今の所スタンスが大きいので問題なし。

そのうち現れた6m滝は右壁から。
落ち口でスタンスどこ!?とシュカさんに聞きまくるWaka…。
3番手のトコトコ氏はふつ〜に登ってきた!さすがである。

へつるシュカさん
6m滝

やがて現れたのは、推定18mの大滝。まずは前衛の5m滝をよじ登る。

ボスが控えている…。

そして、今山行最大の滝が目前に立ちはだかる。
「階段っぽいし、フリーで行っちゃう?」とシュカさん。
「いや、ロープ出そう!」と即答するトコトコ氏と私。笑
その後、シュカさんがロープを引いて、スルスルと登ってくれた。

私からしちゃあヌメるし、水を浴びる場所もあるしで普通に緊張した!
シュカさん、リードありがとう。

この滝は、30mロープでちょうどピッタリの長さだった。

リードするシュカさん

大滝を越えたあとも、小滝が出てきて、楽しい区間が続く。

ひんやり寒い…と思ったら、1ヶ所雪渓があった!

時にはシャワークライミング!
雪渓をくぐる。

標高1,610m付近の三俣では、八間山に近い左俣を進路にとる。
出合には10mほどの滝がかかっていたが、右端から快適に登れた。

三俣
10m滝 右側から快適に登れた(ややヌメる)
10m滝を登る (水滴が…!)

しばらく小滝が現れるが、沢は源流の雰囲気になり、笹藪に覆われる。
チェーンスパイクを装着し、ひたすら上を目指して笹藪漕ぎ。

小滝を登る
笹藪漕ぎ 嫌がるトコトコ氏

12:30、八間山山頂の少し北側の登山道に飛び出した。
荷物を片づけてから山頂にも立ち寄る。ガスっていて展望はなかったけれど、ここまで沢をつなげて歩いてきた達成感で胸がいっぱいだった。

なんか私だけデカくね?笑

帰りは気楽に登山道を下り、13:45、無事に駐車場着。

立ち寄り

川原湯温泉 王湯
大人500円。元々あった川原湯温泉は八ッ場ダムの底に沈んでしまい、こちらは移転して新しくオープンした方です。ダム建設の歴史に切なさを感じながらゆっくりと疲れを癒した。

And Energy Bouldering (アンドエナジーボルダリング)
沼田市に最近オープンしたクライミングジム!下山後の延長トレーニング、皆ノリノリで3人で登ってきた!高度感があって怖い課題が多かった。(笑)

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