このページではガイドツアーに必要な服装や持ち物をご案内いたします。
基本的な服装
吸湿速乾性のある素材をお選びください。
※ヒートテックなどのレーヨン、綿素材は速乾性が悪いためNGです。

番号 | 名称 | 説明 | Wakaの愛用装備 |
---|---|---|---|
1 | ベースレイヤー | 夏の日焼け虫除け対策としては薄手長袖のものを利用すると快適です。 肌に近い部位のため、防臭効果があると快適です。 | fine track ラミースピンエア ロングスリーブ(春夏) モンベル WIC.ロングスリーブT(秋冬) |
2 | パンツ | 足上げを頻繁に行うため ストレッチ性、耐久性のあるものが良いです。 ナイロン製は丈夫で伸びやすく、ポリエステル製は乾きやすいとされています。 | モンベル ガイドパンツ ライト |
3 | ソックス | 登山靴に合わせて履きます。 一般的な靴下よりも分厚く、丈夫な作りになっています。 | fine track ラミースピンソックスアルパインレギュラー |
4・5 | アンダーウェア | 発汗したり雨で衣類が濡れると、冷えを感じるようになります。アンダーウェアは汗冷えを防ぐものを選び着用します。 肌に直接触れるため、最も大切で気にすべき部位です。 | ・fine track ドライレイヤー |
日帰り登山
服装については、上のような感じでご用意ください。
靴は技術レベルにより異なります。
初心者向け…ハイキングシューズ。山行によってはスニーカーでも可の場合がありますので別途お問い合わせください。
初級者向け…ハイキングシューズ
中級者向け、上級者向け…ミドルカット以上の登山靴。岩稜や岩場・鎖場の山は、ソールの硬い登山靴が適しています。ご不明点あればお問合わせください。
持ち物 | 備考 |
---|---|
ザック | 荷物が全部入るもの(20〜25ℓ程度) |
ザックカバー | ※雨天が予想される場合 ※ザック自体に防水機能がついている場合は不要 |
ヘッドライト | 予備電池含 |
レインウェア | 上下セパレートのタイプ。 |
レイングローブ | レインウェアとセットで毎回必要です。 標高の高い山や秋冬の雨天時は指先が冷え込むため テムレスなどの「防水防寒グローブ」が必要になります。 |
防寒手袋 | 秋冬の冷え込む時期は必要です。 |
てぬぐい | 汗を拭いたり、顔を洗ったり 何かと便利です。 |
防寒着 | ダウンやフリースなど1枚 羽織るもの |
帽子 | |
日焼け止め・サングラス | |
トレッキングポール | 膝に不安がある場合はお持ちください |
水筒、飲み物 | 1ℓ程度。冬の場合は半分はお湯をご用意ください。 |
行動食 | 小分けになったチョコレート等 塩分、糖分を含む食品をバランス良く |
ピクニックシート | 地面が湿っている時にあると便利です |
ちり紙 | |
ビニル袋 | |
常備薬 | |
携帯充電器 | |
保険証またはマイナ保険証 | 万が一お怪我をされて出先で治療を受けた場合に 病院に提示するためのものです |
山小屋泊 登山
持ち物 | 備考 |
---|---|
ザック | 荷物が全部入るもの(30〜40ℓ程度) |
ザックカバー | ※ザック自体に防水機能がついている場合は不要 |
ヘッドライト | 予備電池含 |
スタッフバッグ | 荷物をまとめるのに利用。濡れて困るものは防水タイプへ。 ビニル袋はシャカシャカ音が鳴り小屋内で相部屋の場合はうるさいので基本的に使わないようにします。 |
レインウェア | 上下セパレートのタイプ |
レイングローブ | レインウェアとセットで毎回必要です。 標高の高い山や秋冬の雨天時は指先が冷え込むため テムレスなどの「防水防寒グローブ」が必要になります。 状況に応じて予備があると良いです。 |
防寒手袋 | 標高の高い山や、秋冬の冷え込む時期は必要です。 レイングローブと重ねて着用できるようなウールの手袋だと汎用性が高いです。 |
防寒着 | ダウンやフリースなど1枚〜2枚 羽織るもの。 季節や標高に応じて枚数を考えます。 |
てぬぐい | 汗を拭いたり、顔を洗ったり 何かと便利です。 |
帽子 | |
日焼け止め・サングラス | |
トレッキングポール | 膝に不安がある場合はお持ちください |
水筒、飲み物 | 1ℓ程度。冬の場合は半分はお湯をご用意ください。 |
行動食 | 小分けになったチョコレート等 塩分、糖分を含む食品をバランス良く |
ピクニックシート | 地面が湿っている時にあると便利です |
ちり紙 | |
ビニル袋 | |
常備薬 | |
携帯充電器 | |
耳栓 | 騒音が気になる方は…。 |
着替え | 持参する場合は軽量で嵩張らないものが良い。 靴下はどうしても湿りやすいので予備が一足あるとよい。 |
保険証またはマイナ保険証 | 万が一お怪我をされて出先で治療を受けた場合に 病院に提示するためのものです |
避難小屋泊 登山
持ち物 | 備考 |
---|---|
ザック | 荷物が全部入るもの(40〜50ℓ程度) |
ザックカバー | ※ザック自体に防水機能がついている場合は不要 |
ヘッドライト | 予備電池含 |
スタッフバッグ | 荷物をまとめるのに利用。濡れて困るものは防水タイプへ。 ビニル袋はシャカシャカ音が鳴り小屋内で相部屋の場合はうるさいので基本的に使わないようにします。 |
レインウェア | 上下セパレートのタイプ |
レイングローブ | レインウェアとセットで毎回必要です。 標高の高い山や秋冬の雨天時は指先が冷え込むため テムレスなどの「防水防寒グローブ」が必要になります。 状況に応じて予備があると良いです。 |
防寒手袋 | 標高の高い山や、秋冬の冷え込む時期は必要です。 レイングローブと重ねて着用できるようなウールの手袋だと汎用性が高いです。 |
防寒着 | ダウンやフリースなど1枚〜2枚 羽織るもの。 季節や標高に応じて枚数を考えます。 |
シュラフ | 3シーズン用で可 水濡れを防ぐために、防水スタッフバッグに入れておくと良い |
スリーピングマット | エアマット、ウレタンマットなど |
食器 | お箸、コップ、容器など。平皿よりお椀型が良い。 |
着替え | 乾燥室が無いため、吸湿速乾性の高い服が必要。 その上で一晩で乾かなそうな場合は着替えを用意する。 靴下はどうしても湿りやすく、避難小屋内は板張りで冷えるので予備が一足あるとよい。 |
浄水器 | 沢の水が気になる場合 |
プラティパス(折りたたみ水筒) | 自炊したり、水場が離れている場合にあると便利。 大容量かつコンパクトに収納できるもので、1.5〜2ℓサイズ1枚あると良い。 |
耳栓 | 騒音が気になる方は…。 |
ホッカイロ | 寒いのが心配な人は。桐灰マグマがおすすめ。 |
てぬぐい | 汗を拭いたり、顔を洗ったり 何かと便利です。 |
帽子 | |
日焼け止め・サングラス | |
トレッキングポール | なくても良いですが、荷物が重い場合は 負担軽減になります。 |
水筒、飲み物 | 1ℓ程度。冬の場合は半分はお湯をご用意ください。 |
行動食 | 小分けになったチョコレート等 塩分、糖分を含む食品をバランス良く |
ピクニックシート | 地面が湿っている時にあると便利です |
ちり紙・芯を抜いたトイレットペーパー | 避難小屋にトイレットペーパーがない場合がある。 食器を拭いたり何かと便利です。 |
ビニル袋 | ちり紙とセットで。 ゴミ袋用でも。 |
常備薬 | |
携帯充電器 | |
保険証またはマイナ保険証 | 万が一お怪我をされて出先で治療を受けた場合に 病院に提示するためのものです |
テント泊 登山
持ち物 | 備考 | |
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ザック | 荷物が全部入るもの(50ℓ〜程度) | |
ザックカバー | ※ザック自体に防水機能がついている場合は不要 | |
テント一式 | テント本体、フライシート、ポール、ペグ ※岩稜の山はペグが刺さらない。予めテントに細引きをつけておく。 | |
グランドシート | テントと地面の間に敷くもの。底冷えを防ぐ | |
ピクニックシート等 | テント室内に敷くもの | |
ソーラーランタン+カラビナ | テント室内のライト代わりに便利です | |
スタッフバッグ | 荷物をまとめるのに利用。濡れて困るものは防水タイプへ。 | |
シュラフ | 3シーズン用で可 水濡れを防ぐために、防水スタッフバッグに入れておくと良い | |
シュラフカバー | シュラフのみだと寒い場合。 寒い時期はシュラフの結露防止に使用(ゴアテックス製が良い。) | |
スリーピングマット | エアマット、ウレタンマットなど | |
耳栓 | 近所のテントの騒音が気になる方は…。 | |
ホッカイロ | 寒いのが心配な人は。桐灰マグマがおすすめ。 | |
折りたたみ傘やサンダル | テントからトイレへ行ったり、外出る時にあると便利 | |
食器 | お箸、コップ、容器など。平皿よりお椀型が良い。 | |
着替え | テント泊の場合、乾燥室が利用できないため 吸湿速乾性の高い服が必要。 その上で一晩で乾かなそうな場合は着替えを用意する。 靴下はどうしても湿りやすいので予備が一足あるとよい。 | |
浄水器 | 沢の水が気になる場合 | |
プラティパス | 自炊したり、水場が離れている場合にあると便利。 大容量かつコンパクトに収納できるもので、1.5〜2ℓサイズ1〜2枚あると良い。 | |
ヘッドライト | 予備電池含 | |
レインウェア | 上下セパレートのタイプ | |
レイングローブ | レインウェアとセットで毎回必要です。 標高の高い山や秋冬の雨天時は指先が冷え込むため テムレスなどの「防水防寒グローブ」が必要になります。 状況に応じて予備があると良いです。 | |
防寒手袋 | 標高の高い山や、秋冬の冷え込む時期は必要です。 レイングローブと重ねて着用できるようなウールの手袋だと汎用性が高いです。 テント内でも朝晩冷えるので、作業する際にあると便利。 | |
防寒着 | ダウンやフリースなど1枚〜2枚 羽織るもの。 季節や標高に応じて枚数を考えます。 | |
帽子 | ||
日焼け止め・サングラス | ||
トレッキングポール | なくても良いですが、荷物が重い場合は 負担軽減になります。 | |
水筒、飲み物 | 1ℓ程度。冬の場合は半分はお湯をご用意ください。 ペットボトルは持ちすぎると嵩張るのでプラティパスも活用した方が良い。(無雪期) | |
行動食 | 小分けになったチョコレート等 塩分、糖分を含む食品をバランス良く | |
手拭い | 乾きやすく、何かと使える。テント内で水が溢れた時にも。最低1枚あると良い。 | |
ちり紙または芯を抜いたトイレットペーパー | 食器を拭いたり何かと便利です。 | |
ビニル袋 | 一般的な用途の他にも濡れたテントや濡れた登山靴を入れるのに便利。 または夜間の結露防止にも使える。少し大きいサイズのものが複数枚あると良い。 | |
常備薬 | ||
携帯充電器 | ||
保険証またはマイナ保険証 | 万が一お怪我をされて出先で治療を受けた場合に 病院に提示するためのものです |
雪山ハイキング
服装については、無雪期登山とほぼ同様です。以下が追加で必要な装備です。
◎雪山ジャケット・パンツ…お持ちでない場合はレインウェアでも可ですが、レインパンツに関してはアイゼンを引っ掛けて容易く破けてしまうのでおすすめしません。
◎ゲイター…靴の隙間から雪が入り込まないようにするため、アイゼンの引っ掛けからパンツを守るために使います。膝下サイズのゲイターが必要です。
◎ソックス…厚みのある靴下が必要です。
◎雪山用登山靴…保温性のある登山靴
持ち物 | 備考 |
---|---|
ザック | 荷物が全て入るもの |
スノーシュー・ワカン | ※企画毎にご案内します。 |
アイゼン・ピッケル | ※企画毎にご案内します。 |
ヘッドライト | 予備電池含 |
帽子、ニット棒 | |
雪山ゴーグル・バラクラバ | 強風時に必要なのでザックに忍ばせておきます。 |
防寒着 | ダウンやフリース |
防寒防水手袋 | 冬山用の防寒防水手袋をご用意ください |
インナー手袋 | メリノウールのインナー手袋を合わせると保温性がUPします。 |
日焼け止め・サングラス | 紫外線がかなり強いので必須です! |
トレッキングポール | ストックでバランスをとりながら歩きます。スノーバスケットに換装してください |
水筒、飲み物 | 500ml以上。低温の場合ペットボトルは凍結するので水筒に入れます。必ず半分はお湯をご用意ください。 |
行動食 | 塩分、糖分を含む食品をバランス良く。 おむすびは凍るので不適。糖分の高い大福や羊羹は雪山でも美味しく食べられます。 |
ちり紙 | |
ビニル袋 | |
常備薬 | |
携帯充電器 | |
保険証またはマイナ保険証 | 万が一お怪我をされて出先で治療を受けた場合に病院に提示するためのものです |
特別な装備について(無雪期)
残雪の有無、岩場など必要に応じて用意していただく場合があります。お持ちでない方はあると山行の幅が広がるのでぜひご購入されることを薦めます。
「軽いもの」で揃えるのがおすすめです。
ヘルメット
最近は、登山時の落石、転倒、滑落により頭部を負傷する事故が増えています。これらの危険から頭部を保護するために、ヘルメットを装着します。
登山ガイドWakaでは、岩場のあるツアーなどでは積極的にヘルメットの持参をお願いしております。
お持ちでない方はぜひおひとつ購入されることをお勧めします。
おすすめのヘルメットは、ペツルのシロッコです。軽くて持ち運びに便利です。
チェーンスパイク
秋冬のハイキングで思わぬ降雪があった場合や春の残雪期に使用することがあります。
雪山登山…とまではいかないものの少しだけ雪を歩く時にチェーンスパイクがあると安心です。
雪がくるぶし以上深い場合はゲイターを合わせて装着すると快適です。

6本爪・10本爪軽アイゼン・アルミアイゼン
チェーンアイゼンよりも歯が長く、雪面を捉えるため、雪渓歩きに適しています。少し重くなりますが6本より10本の方が安定感があります。


◎少し高価ですが、軽アイゼンより軽量で、軽アイゼンより安定感のある「アルミアイゼン(10本爪)」もおすすめです。北アルプスや八ヶ岳の岩稜やアイスバーンには不安ですが、終始雪上を歩く場合は厳冬期でも充分に通用する性能です。(登山靴に適したものを購入する必要があります。)

ピッケル
無雪期でも、雪渓歩きがある場合に必要となります。1本あると活躍します。(適切な長さを購入する必要があります。)
