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ハイキング山歩き上信越

古峰山 南魚沼市の里山

2024年11月14日(木) 晴れ
駐車場(12:00)-連絡道-古峰山登山口(12:20)-古峰山(13:00)-分岐(13:40)-駐車場(14:30)/合計2時間30分

メンバー : 2人(Waka , Kさん )

距離 : 4.0km 累積標高差 : 380m

山行記録

10月は山の上に見えていた紅葉が、いよいよ町まで降りてきた。今日は良い天気だったので巻機山の前衛である古峰山こがらさんへ赴いてみることにした。

古峰山は、地形図上では山名も標高点の表記もなく無名のピークである。実は存在を知ったのは割と最近の話で、Xユーザーのマキハタさんに教えてもらったのがキッカケだ。
今年の7月に姥沢川 南ノ入り沢右俣を遡行し、帰りに古峰山の登山道を一部辿ったが、当時は疲労がありピークには立ち寄らなかったので、今回は2度目の挑戦である。

最近、開拓ボルダーに取り組んでいるKさんと共に周辺で目ぼしい大岩を確認&掃除した後に駐車場へ。平日だというのに、登山口には3台の車が停まっていた。

まずは連絡道を辿り、神字川側の登山口へ向かう。
程なくして渡渉が現れた。意外と水量が多く一見どこを渡ろう?と悩んだが、大きな黒い土嚢袋を越えた先、堰堤の上のコンクリート部分をつま先立ちで横断することでことなきを得た。

連絡道は杉林だが、木々の隙間から光が差し込みなんだか気持ち良い。季節柄、あちこちにスギヒラタケがあった。これが遠慮なく食べられるキノコだったら良かったのに。

つま先歩きで渡渉する
幻想的なスギ林

神字川側の登山口からいよいよ登り始め。ゆるゆると歩いた後に本格的な登りが始まる。けっこうな急登でハードだ。
私も妊娠7ヶ月目に入り、体力が落ちてきたので大変だ。ハイステップ部分ではお腹がつっかえる。ヒィヒィ言いながら登っている私に、Kさんが「もうハイキングしない方が良いんじゃない?」と言ってきた。私としては体力が落ちてきたからこそ、まさに今回の山のような2〜3時間程度の山へ訪れたというのに。負荷を下げてまだまだ山歩きも楽しみたい。

雪国らしい見晴らしの良い藪のやせ尾根が続き、振り返れば良い展望が広がる。
下ってくる登山者たちと何度かすれ違う。なんとなく反時計回りの方が楽な気がして歩いていたが、時計回りの周回の方が主流なのかもしれない。

南魚沼ののどかな景色
紅葉が美しい
落葉したタカノツメからほんのり甘い匂いが漂ってくる。

上部は露岩と松のやせ尾根でまるで庭園のようだ。彩りが豊かで本当に美しい。

尾根上部はアップダウンがある
いよいよ山頂が近い

ハシゴを登り、急登をこなして古峰山山頂。

地形図上では無名のピークであるが、見晴らしの良い登山道で非常に楽しい登りだった。また名峰を一つ知ってしまった。前方は割引岳へと続く尾根がクネクネと伸びている。古峰山の周回ルートを越えた先には、かつて歩かれていた廃道が続いている。今年の7月にこの尾根を藪漕ぎで下山したことがあるが、もう二度と歩きたくないと思ったものだ。

記念撮影
全方位素晴らしくて写真撮りまくり笑

狭いけど眺望の良いピークでしばし休憩し、下山に取り掛かる。
下山道分岐はさらに尾根を登らなくてはいけない。意外と距離があり、登りが多くてまだまだ体力を使う。周回で時計回りの人が多いのは、もしかして、このせいかもしれない?

古峰山から下り、一つ隣のピークの鞍部にて、地形図上で徒歩道のある分岐に至る。取り付き自体はこれまた地形図と位置がずれている。7月に姥沢川を遡行した時はここから下山したが、落ち葉の堆積が多く不明瞭で、道というより斜面?な感じだった。後からこの道はかなりマイナールートで歩く人が少ないことを知った。
今回予定の下山ルートは記録の多い方で、さらに割引岳方面へ登った先にある。この分岐は通過した。

じわじわ登りがある

標高750m地点、下山道分岐の出だしはザ・急勾配が続く。トラロープに助けられながら滑らないように下り、やがて姥沢川と合流。飛石で慎重に渡渉して、安寧の杉林に入る。

14:30下山。

スリップ厳禁!
夫婦杉?家族杉?

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