比良・六甲山スキー

【クラックにハマって撤退】高島トレイル 三国山 山スキー

比良・六甲

2022年3月3日(木)
6:25 駐車地点 – 黒河林道合流 – 7:20 クラックにハマる 7:50 – 8:20 駐車地点

メンバー : 1人(Waka)

天気 : 朝は晴れていたが、次第に曇り空に。

気象庁 過去の天気図

雪の状態 : カリカリ

powder search

今日は、高島トレイルの三国山へ。
黒河林道を黒河峠まで登り、尾根をひと登りすれば山頂のルートだ。

昨日歩いた金糞岳より距離も標高差も少ないので、「今日はお手軽だな〜」と思ったのが間違いだった。

結局、途中の林道でクラックにハマり戦意喪失した私は早々に撤退。
8:20下山の朝活スキーとなってしまった。

今回も山スキールート212を参考にした。
それと関西のスキーヤーにおすすめされたのもあり、興味があったので行ってみることにした。

ガイド本でのスタート地点はどうにも駐車可能なスペースが見当たらず、さらに道路を進んで橋を渡ったところの車一台分のスペースに駐車させていただいた。

支度を済ませて6:25登山開始。適当な場所をハイクアップしていくと10分もしないうちに黒河林道に無事合流。林道には、数日前のものと思われるトレースが伸びていた。

森の中をハイクアップ

トレースを辿って私も林道を進む。

朝一の雪面はカリカリ。

クトーを持ってくれば良かったと後悔。残雪期にクトーはあると心強い。
林道は片斜面になっている箇所が多く、気が抜けない。
右側の谷を見下ろしているとひやっとする・・・。

振り返り撮影。結構崖っぷちトラバースが多い。

カリカリでシールがちゃんと噛んでるかも怪しいのがより緊張する。
足に力を込めて慎重にトラバースしていく。

ひたすら続くトラバース

スタートして1.5km、ちょうど林道を半分ちょっとまで進んだところで、ズボッと足元が崩れてクラックにハマってしまった。結構深くて首くらいまで。こんな深さでハマったの、初めてかもしれない。

これまた片斜面のトラバースを慎重に進んでいる時のことだった。
今は朝で雪が硬い。表面はデブリで覆われているし、その上には先行者のトレースもあったのでまるで予測していなかった。

運よく、自重で足元が固まったのか、それ以上落ちることがなかったが、足元のちょっと先には小さいけど黒々した穴があったので、誤ってストックなど落とさないように気をつける。
右足の谷側の板は完全に雪に沈んでおり動かせなくて、左足の山側の板はなんとか動かせたので、これ以上沈まないことを確認してから板を外して、ツボ足で雪面に着地。

ハマった

ふと前方をみると、20m程先に、私のハマっている場所の平行線上にもう一つクラックがあるのが見えた。

前方にも一つクラックあるやん・・・。

あちゃ〜。このクラックは気が付かなきゃいけないやつだった・・・。
あいつを見つけていれば、もしかしたらこのルート取りを避けて落ちなくて済んだかも知れない。
今年はクラックが多い気がするし、単独で行く時はけっこう気をつけていたつもりだったけど。
落ちた瞬間は、ただただトラバースに慎重になっているばかりでクラックのことなど微塵も頭になかったのは事実だ。

というか、数日前のトレースは、私のハマったクラックと、向こう側のクラックのちょうど真ん中を横断している。このスキーの主はクラックに落ちなかったのか。

この数日の間にトレース直下の雪も融解が進み、クラック上の雪面も薄くなっていたということだろうか。
スキートレースが伸びていると「踏み固められている」イメージがありついつい安心してしまっていたが、実際はその認識は誤りということが分かった・・・。

ここから脱して、引き続きこのトレースを追いかけたら再びクラックにハマる未来が見える。
この先をより安全に進むには、さらに上部の斜面をトラバースする必要がありそうだが・・・。
既に戦意喪失していた私はここで撤退を決意。

とりあえず右足のスキー板を救出しなければいけない。
相変わらずうんともすんとも動かない。ザックからスコップを取り出してひたすら掘る。

幸いにも急斜面での出来事だったため、右側の雪は押し出したら簡単に谷へ落ちていき、すぐに作業スペースを確保することが出来た。

掘りまくって、ようやく右足の板が見えてきた。全体が見えているのに、まだピクリとも板が動かない。春の雪の重さを実感する。もし雪崩に埋没したら本当やばいんだろうなぁ。

ようやく板が見えたが、まだ動かせない。

気付けば山側の雪は私の頭よりも高くなっていた。
・・・これは、次ここを歩いた人がびっくりしそう。笑

ようやく板を救出して、クラックから脱出。誤って谷に自身や板が転がっていかないように慎重に行動する。

脱出

少しだけ引き返して、下に木が一本生えている、ちょっと落ち着ける場所まで。
ここから先はシールを剥がして滑降モードに。ここもまだ片斜面の途中なので、ちょっと緊張した。

まーた片斜面を通過するのが憂鬱だったが、この戦っていた30分ほどで雪は緩んでくれたので、快適に斜滑降することができた。

8:20無事帰着。

たった2時間の山行だったがやけに長く感じた。

今回は完全に油断してしまった。
片斜面のトラバースで足元のカチカチをこなすのにいっぱいいっぱいだったのが原因なのか?トレースを踏んでいる安心感からなのか?前方のクラックにまるで気づくことが出来なかった。

自分の視野の狭さを痛感しました。

事故れば一瞬で終わり。もっと慎重にならなければなぁと思います。

タイトルとURLをコピーしました