東北山スキー

虎毛山 山スキー

東北

2022年2月11日(金)
7:10 寒湯沢登山口 – 11:10 稜線 – 12:25 P1,238m – 14:05 虎毛山 (避難小屋泊)

2022年2月12日(土)
8:15 虎毛山 – 9:40 P1,238m – 10:50 須金岳 – 12:30 寒湯沢登山口

メンバー : 2人(Waka , Kさん)

天気 : 1日目:晴れ、2日目:朝はガス、のち晴れ

気象庁 過去の天気図

雪の状態 : 重い雪。日当たりの良い斜面はモナカ。

powder search

今週は東北の天気が良さそうだったので虎毛山へ急行。

一昨年の夏に初めて登り、今回は二度目の虎毛山だ。

沼倉鳴子線沿い、駐車スペースを探してうろうろしていると、ちょうど登山口に単独の男性。
てっきり誰も居ないと思っていたのでびっくり。

その後無事に除雪されたスペースに車を停めさせていただき、私たちも登山開始。

寒湯沢の右岸をひたすら歩き、最後に1度渡渉。
スキー板を先にぶん投げて、飛び石渡渉でどうにかブーツを濡らさずに済んだ。

寒湯沢登山口
渡渉

尾根の取り付きはなかなかの急登。慎重にキックターンをしながら高度を稼ぐ。

途中で先行の男性に追いつき挨拶を交わした。
どうやらゴーグルを落として拾いに戻ってきたところのようだ。

その後、男性は再び先行してあっという間に姿が見えなくなってしまった・・・。
スキー2人組はスノーシューの男性に追いつけない。笑

というより今日は私の調子が悪く、ペースが上がらない。
Kさんにひたすら先頭を進んでもらった。

急登、細尾根を越えると、ようやく穏やかな斜面が広がる。

雪の華
小さな足跡。誰の?

「禿岳が見えたよ。」とか「栗駒山が見えたよ。」とかKさんが話しかけてくれるも、私は疲れていて興味関心が湧かない。うーんと適当な返事をしてしまう。
写真は頑張って撮るが、、、でも普段より明らかに撮影枚数が少ない。笑

禿岳(かむろだけ)
栗駒山

時刻を見るともう11時を回っている。このペースで果たして山頂までたどり着くのだろうか。
間に合わなければ途中でテント泊だ。

Kさんが「無理せずゆっくり進もう。」と言ってくれた。

竹ノ子森が見えた
全層雪崩の跡が・・・

11:10、ついに稜線到着。

のんびりと休憩している男性に再び追いつく。
気持ちよさそうに景色を楽しんでいる様子が見て分かる。笑

今日は本当に素晴らしい天気。東北まで足を運んで良かった。

美しい

素晴らしい景色を目の当たりにして、私の体調不良もちょこっと回復した。

これから目指す虎毛山をバックに

雪庇に気をつけながら進んでいく。
虎毛山まで、5km程の稜線歩きだが、特別悪い場所は特になく順調に歩いてゆく。

遥かなる稜線
美しい世界!

ついに虎毛山の避難小屋が見えた!

虎毛山避難小屋まであと少し

あともう少し、と思ったがここからが長い。
歩いても歩いても小屋が近づかない。

小屋を間近に緊張の糸が切れたのか、また体調が悪くなってきた。
頭がガンガン痛い。

シュカブラの歩きづらい尾根をジリジリと進み、ついに、ついに、小屋が目前に・・・!

14:05虎毛山避難小屋到着。

虎毛山避難小屋に到着!

Kさんがスコップで雪をどかしてくれ、室内へ入る。

そのうちに、単独男性も無事小屋に到着。

頭痛いし寒いしで、私は何もする気になれず、頑張って衣類を着込みシュラフに潜り込む。
頭痛薬を飲んで横になっていたらようやく調子が戻ってきた。

私が寝ている間にKさんが雪から水を作ったりとせっせと働いてくれた。

虎毛山避難小屋にはなんと囲炉裏があり、私も興味津々。単独男性が着火をしてくれたが、煙の換気が上手くいかず室内が煙で充満。危険な雰囲気になり早々に断念・・・。笑

囲炉裏があるのは嬉しいが、小屋に煙突のような換気設備が無いのがネックである。
きっと夏場なら窓全開にするのだろうが、冬は窓が凍りついているため一部はなんとか開けたものの全ての窓を開けることは出来なかった。
暖を取りたかったのに、残念・・・!また夏に訪れた時にぜひ利用してみたい。

夜は単独男性と東北の山話で大盛り上がりだった。

18時には就寝。

虎毛山避難小屋

翌朝は6時前に起床するも、残念ながら外はホワイトアウト。
朝焼けは拝めず、のんびり支度をして8時過ぎに出発。

ホワイトアウトの下降を覚悟していたが、そのうちにガスがちょこっと晴れて、周囲の山々が顔を出してくれた。なんと嬉しいことか。しばらく虎毛山の山頂で景色を堪能し、いよいよ下山。

ぼんやり鳥海山
スマイルKさん(小屋の窓、男性陣が雪をほじって窓を開放してくれた。)

スキー滑降を開始するとみるみる空は晴れてすっかり青空に。

帰りはちょっと別ルートで。山頂から春川の源流部に滑り込み、右岸のP1,298mに向けて登り返し。
西側斜面は重めのちょいモナカ雪で滑走はそれほど楽しくなかった。笑

すっかり青空
霧氷のツリーラン
春川の源流部

昨日よりも気温が高く、まるで残雪期。

昨日は調子の悪かった私だが、今日はすっかり元気になった。
嬉しくてついペースアップしてしまう。Kさんがみるみる置いてかれ、昨日は自分は優しく待っていたのにひどい!と文句を言われた。笑
登り返しの東斜面はふかふか。昨日、ここを滑って西側斜面を登り返せば楽しかったかもしれない。
昨日の時点ではそんな体力は微塵も残っていなかったが。笑

気持ち良い
栗駒山

春川右岸の尾根に復帰し、再び稜線漫歩。

道中見えた春川万滝が目を惹く。

春川万滝

落差70mの秘瀑。氷柱が発達しているように見えるが。。。
果たして冬季に登っている記録はあるのだろうか?

前森山
前森山の右奥に山伏岳と高松岳、右の屏風のような山が吹突岳(ふっつきだけ)

昨日行けなかった須金岳に寄り道し、いよいよ稜線とお別れ。
帰りは沢筋を下降し、12:30寒湯沢登山口無事帰着。

まぁまぁアドベンチャーだった。

【クラック】

帰りがけ、Kさんが沢筋のクラックにハマった。尾根上にもまだ2月にもかかわらず全層雪崩の跡が。
他の皆の記録を眺めていると、越後の山でもクラックが多数入っているようだし、北海道のスキー場ではゲレンデに巨大なクラックが入り一時閉鎖になったとか。

今年は雪が一気に降りすぎたのと、その後の急激な昇温が原因だろうか。
また今週も寒波で大雪予報だ。クラックは再び新雪の下に姿を潜めるだろう。

今年の雪山は昨年以上にそういったリスクに気をつけなければいけなさそうだ。

大きな事故にならないよう細心の注意を払いたいと思う。

【食事処】
食堂 千両 (定食屋)11:00〜21:00 宮城県大崎市鳴子温泉
カツ丼 950円
前回虎毛山に行った帰りにも寄り道した。美味しかったので再訪。
ついに念願のカツ丼を頂いた。肉が柔らかくて分厚くてすっごく美味しい!!!!
1時間ほどかかるけど良いかと言われた。もしかしたら生肉にパン粉をつけるところから始めているのかもしれない。笑
今度は事前に電話で確認して予約しようと思う。

【お土産】鳴子温泉 おみやげの店 なるまん
食堂 千両のすぐ近く。ついでに寄り道するのがおすすめ。
名物のなるまんや大栗だんごを始め、美味しい饅頭や大福が販売している。
今回は「くろまん」と大福(中に栗が入っている)と、酒饅頭を購入。

夏の記録↓

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