2021年12月28日(火)
8:40 早池峰神社 – 9:10 尾根取付 – 10:25 標高点912m – 13:10 小白森 – 14:15 尾根取付 – 14:25 早池峰神社
メンバー : 2人(Waka、Kさん)
天気 : 曇り時々晴れ
雪の状態 : スキーを履いて足首〜スネ程度、下部植林帯は積雪少なく地雷まみれ。上部はパウダー
朝8時過ぎに早池峰神社付近の駐車場に車を停め、8:40登山開始。
冬季通行止めの道路を1km程歩く。道路上の積雪はストックを付くと底付きする程で30cmくらいだろうか。
なんとなく嫌な予感も感じつつも取り付きの笠詰沢右岸尾根を目指す。
雪面に獣の足跡を発見。前足の場所に後ろ足を重ねて歩くのは「ハンター歩き」と呼ばれる歩き方だ。
足跡の主はキツネかタヌキだろうか。
目的の笠詰沢右岸尾根からちょうど下りてきている林道をハイクアップして、適当な場所から尾根に取り付く。
薄々勘付いていたが、植林の森はやっぱり積雪が少ない。
雪のうっすら積もった下には倒木や折れた枝などが散乱しているのが目に見える。
これは、山スキーは無理ではないか…?
Kさんとどうしようかと相談して、色々悩んだ末、もう少し行ってみる事に。
そのうちに杉林の奥に白い空間が見えた。どうやら途中から広葉樹林帯に変わっているようだ。
近づいてみると、積雪は少ないものの、まぁなんとか行けそうだ。
たまに隠れた木の根に当たるものの、標高を上げれば問題なさそうだった。
次第に積雪も増えてゆき、順調に高度を稼ぐ。
降雪はないものの風が強く、木々に付着した雪がボトボトと落ちてくる。
朝は曇り空だったが、そのうちに青空も顔を出してくれるようになった。
気付けば周りはメルヘンの森。
下部の植林帯は雪が少な過ぎてどうなることかと思っていたけど、登って良かった。
順調に高度を稼ぎ、13:10小白森(こしろもり)へ。
分厚く雪化粧をした木々はまさに「白い森」だ。
本当は、小白森の南にある白森山(しろもりやま)と絡めて周回出来たらなぁと考えていたが、稜線は思いの外木々が密で地形の起伏も激しかったので、大人しく往路を辿ることとした。
晴れ間が見えるものの、風が強く寒いので手早く滑降準備。
下りは早い早い。
杉林の地雷地帯もスキー滑降でどうにか切り抜けて、あっという間に林道に合流。
14:25、早池峰神社無事帰着。