日 時 2020年6月9日 (火)
山 域 戸隠連峰 高妻山(2,353m)
目 的 ハイキング
コース 戸隠牧場〜弥勒尾根(みろくおね)〜高妻山ピストン
人 数 1人
天 気 晴れ、気温高く非常に暑かった。
戸隠牧場から眺める九頭竜山(1,882m)(向かって左)と、五地蔵山(1,998m)(向かって右)コルの部分に一不動避難小屋がある。
弥勒尾根から取り付く。広葉樹の爽やかな樹林歩き。ここは涼しい。
五地蔵山を過ぎたあたりから、ちらほらと祠が見られるようになった。
調べたところ、ここも昔は修験道だったようだ。
今回歩いた「弥勒尾根」は2001年に作られた新しい登山道だ。
古くからの修験道は、五地蔵山の南西に伸びる稜線上、一不動避難小屋から始まっているようだ。
「一不動」「二釈迦」・・・と続いて「五地蔵」・・・「七薬師」「十三虚空蔵」までの十三の仏様がその場所に祀られており、登山順路を示していたとの事。
五地蔵山を越えると、目前にそびえる高妻山が見える。
昨年より、はれて長野市民となったので、地元の山「高妻山(2,353m)」へ、ハイキングに行ってきた。
高妻山は、日本百名山であり、戸隠連峰の最高峰である。
別名「戸隠富士」と呼ばれているらしい。
そして、過去に噴火した火山である。
時間があれば乙妻山まで往復したかったところだが、到底無理だった。
もう少し体力を付けたら乙妻山リベンジへ行きたい。
6月も中旬に差し掛かろうとしている今日、山は非常に暑かった。
弥勒尾根序盤の樹林帯歩きは涼しかったが、それも束の間、照りつける紫外線、灼熱の山歩きとなった。
うっかり日焼け止めを忘れてしまったので、帰宅後肌を確認したらとんでもない事になってしまった・・・。
五地蔵山から高妻山にかけては虫たちも活発に飛び回っており、私も何箇所かブヨにやられてしまった。
高妻山の山頂直下は、3箇所、雪が残っていた。
この時期、軽アイゼンやピッケルはまだ必要だろう。
とにかく灼熱のハイキングだったし、私自身、右足のアキレス腱が痛くて不調だったのだが、晴れた空の下、展望は抜群だった。
後ろを振り返れば、飯綱山が。右手には頸城の山々。
五地蔵山を過ぎてからは、前方左に北アルプスの山々をのぞむことができた。
ちらほら可愛いお花も咲いており、大満足の1日となった。
長野市の山。
戸隠奥社から戸隠山へは静岡に住んでいた頃に登ったことがあるが、それ以外は全く未踏である。
もう少し体力を付けたら、戸隠連峰の九頭竜山や西岳へも登ってみたい。
頸城の山々も、ほとんど登っていない。飯綱山も、まだ登ったことがない。
これから徐々に楽しんでいけたらと思う。
向かって右から、妙高山、火打山、焼山、金山。
高妻山の稜線は乙妻山へ繋がっている。その向こうに見える平たい山は堂津岳だろうか。
乙妻山の背後に見える山は「雨飾山」。
雨飾山の向かって右奥に見えているのは海谷山塊か。顕著なピークはおそらく鋸岳?
以前登った海谷駒ヶ岳から、高妻山は僅かに見えていた。おそらくこちらからも見えているのだろうが、どれだか特定できない・・・。
北アルプス北部の山々が広がる。
向かって右側ズーム。
犬ヶ岳、朝日岳、雪倉岳、そして白馬乗鞍や小蓮華、白馬三山といったところか。
朝日岳近辺はまだ未踏なので、いつか行ってみたい。
白馬三山ズーム。向かって右から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。
白馬大雪渓が分かりやすい。
白馬三山の次は、不帰ノ嶮、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳が見える。
ここら辺は冬の間、毎日眺めていたので流石に分かるようになってきた。
しかしながら、爺ヶ岳はよく分からない・・・。登りに行かなければ。
戸隠山。手前は九頭竜山か。
高妻山の山頂直下で撮影した景色。
飯綱山が見える。一口に飯綱山と呼んでも、細かくは霊仙寺山や、瑪瑙山などもある。
こちらも一度登りに行って歩いてこなければ。
こちらは黒姫山。御巣鷹山(小黒姫)のピークは分かりやすい。
左手前には佐渡山が見えている。山スキースポットだ。
シラネアオイ
ミツバオウレン
開花は無かったものの、マイヅルソウの葉が大量にあった。
この花が、一斉に咲き乱れる事はまれなようだが、これから次第に花開いていくのだろう。楽しみだ。
ツクバネソウか?
調べたけど、分からなかった。なんとなくムグラっぽいけど・・・。
ツバメオモト
ミヤマカタバミ。若干ピンク色。
ハート型の葉っぱがなんとも可愛らしい。
【アクセス】
長野駅〜戸隠キャンプ場 アルピコ交通バス
ループ橋経由戸隠線(片道1,550円)
始発便でキャンプ場着は8:14。気持ちとしてはもう少し早くスタートしたいところだが仕方がない。
帰りの便は、大体1時間に1本程出ている。