2025年5月12日(月) 雨
金城山は昨年の秋に水無コース〜滝入コースの周回へ行ったことがある。
今回は行ったことのない観音山コースから山頂を目指してみた。 今日の天気は朝だけ雨で、昼間に向けて天気が回復する予報だったので、小雨の中出発した。 登山口には地元の人が作ったと思われる金城山の地図があったので、一枚頂いた。

登り始めは非常になだらかで歩きやすいまさにハイキングコース。このまま気持ち良い登山道が山頂まで続いて欲しいと思ったが、そうはならず、急登地帯が現れるようになった。足元には落ち葉が堆積し、隠された木の根がツルツル滑る。
天気予報では雨が止む予報だったのに、逆に雨脚が強くなってきてしまい雨ガッパを着用した。
標高800mを超えてくると、残雪がちらほら現れてくる。
地味に急な箇所もあった。アイゼンを履くのが面倒くさかったので、ピッケル+キックステップで騙し騙し登っていたが、いよいよ残雪ばかりになったので、アルミアイゼンを装着。硬い雪によく食い込み快適に登ることができた。

最後の急登は大半が雪に覆われていたので、登山道ではなく雪をつなぎながら、やや急な斜面を上る。

程なくして、山頂へ続く肩へ到着した。アイゼンを外してしばらく歩くと、山頂標識のあるピークに到着。
結局今日は天気が悪いままだった。展望も皆無。
ここまで来ただけでも十分頑張ったのではないか。引き返してもよかったが、なんとなく後ろ髪引かれる。せっかくなので、三角点のある場所まで立ち寄ることにした。
尾根を進むと、また面倒そうな片斜面の雪が現れたのでアイゼンを装着した。
数mだけ気をつけて歩いたら、尾根は広くなった。避難小屋周辺の雪は雪解けが進んで、避難小屋は利用できる状況だった。
無雪期は、水たまりのある展望のない三角点は、今は、雪のおかげで小高い丘のようになっていた。もし晴れていたら、素晴らしい絶景が見えていたに違いない。
雨も降っているので程々で引き返す。
雪が途切れてからは、ツルツル滑る岩場や木の根っこに苦戦しながら下った。
以前歩いた水無コース、滝入コースもなかなか険しい道のりだったが、ここ観音山コースも侮れない。
下りの足運びは産後の良いトレーニングになった。
家から車で20分ほどと近いので、また登りに訪れたい。
金城山 / Wakaさんの金城山(新潟県南魚沼市)の活動データ | YAMAP / ヤマップ