2024年8月31日(土) 晴れのち曇り(下山後、雨)
笠倉新道登山口(7:00)-駒の頭(8:10)-トヤの頭(8:45)-小滝沢コース-涸沢山(9:10)-桑原山(9:35)-桑原山登山口(10:15) / 行動3h15m
近所の里山で朝活。魚沼アルプスの一角を歩いてみることにした。
8月最後の日。日中は気温が高くなりそうなので昼前下山想定で登山口へ向かう。大力山は魚沼アルプスの中でも人気だが、こちらは静かな雰囲気。時期も登山適期とはいえないので土曜日にもかかわらず駐車数はゼロ。車から降りると、アブやらブヨやら小さな虫たちの大群がお出迎えしてくれた。
今回想定しているコースで、小滝沢コース〜トヤの頭はまだ歩いたことがなくて、笠倉新道は以前一度歩いたことがある。当時は下りで歩いたがザレザレ斜面だったので今回は登りで使ってみることにした。
登山口に入ってすぐは、梯子やロープ場がある激しい急登。新潟らしい粘土質の地面なのでスリップに気をつける。顔の周りを虫たちがしつこく飛び交っていたが、ぐいぐい標高を稼いでゆくと多少落ち着いてくれた。
数十分も歩けば痩せ尾根に乗り、さっそく展望が良くなる。アップダウンをこなしながらひたすら尾根歩き。まだ7:00台だというのに、もう暑くなってきた。湿度が高いことも影響して既に滝汗。


歩く人が少ないのか、数歩歩いては蜘蛛の巣に当たる。枝で払いながら進むが、黄色い糸はかなり丈夫で取り払うのが大変。油断して引っかかると酷い目にあう。笑

左手に越後駒ヶ岳を眺めながら最初のピーク「駒の頭」を目指す。眺望が良くて気持ち良い登山道だ。気候の良い秋や春だとさらに快適だろう。

8:00過ぎ、駒の頭へ到着!1時間ちょっと歩いただけだが、かなり長く感じた。そして疲れた〜!
妊娠中の私にとっては、お手頃ハイキングではあるが、何せ暑いのが応えた。

しばし休憩して出発。駒の頭からトヤの頭にかけても、地味に長い。急登を登り返してトヤの頭へ到着。
ここから小滝沢コースを下山する。多少のザレ場やアップダウンはあるものの笠倉新道に比べて平坦な場所も多く標高差も少ないので歩きやすかった。相変わらず眺望が良くて楽しい尾根歩き。


蜘蛛の巣をはらいながら進んでいると、捕獲されたオニヤンマを目撃…。

最後のピーク、桑原山。地形図上では山名の無い山だが、山頂部は広くてベンチもあり、居心地の良い場所だった。


桑原山から登山口にかけて、一箇所だけ激しい激降りがあったが、それ以外は快適下山。登山口に近づくにつれ、再び虫の猛襲に遭う。10:15無事下山。
初めて歩いたルート。全体的に眺望が良く素敵なコースだった。真夏は虫が多いが、春、秋は気持ちよさそうだ。積雪期にも訪れてみたいと思った。