2023年10月8日(日) 晴れ
登山口(7:15) – しじみ沢出合 (9:25) – 御前ヶ遊窟山頂 (13:35) – 駐車地点 (15:25) / 行動8h10m
メンバー : 2人(Waka , 田口さん )
装備 : Waka/ラバー沢靴、田口さん/ボルダーエックス
ロープ8mm×30m(積極的にロープ出す想定なら50mの方が楽かも。)
プタリピークでお世話になっている田口さんと御前ヶ遊窟へ。
今日は三連休のど真ん中。混んでるかなー?とヒヤヒヤしていたが、終始誰にも会わず、貸切スラブを満喫できました!
朝、早朝に集合して2人で登山口へ向かう。
ごくわずかな距離ではあるが、もう1台は下山口に近いゲート前にデポ。
支度を済ませて7:15出発。
登山道を辿ってゆくと、まもなく鍬ノ沢の渡渉点。侵食されなめらかになったグリーンタフの沢床がとても綺麗。会越にきた!って感じがする。

スラブ取り付きとなるしじみ沢まではひたすら登山道を辿る。新潟や東北特有の泥々急斜面、幅の狭いトラバースが続く。落ちたら滑落するので注意。
北アルプスや奥多摩や丹沢の登山道に慣れている人はちょっと緊張するかも。
生粋の新潟・東北岳人なら「え、普通じゃない?」と思うでしょう。
(実際、新潟の友達に御前の登山道ちょっと悪いねーと言ったら、「え、そんな危険箇所あったけ…?」と返された。笑)

眼下を流れる鍬ノ沢は割とゴーロ多めで歩きやすそう。
途中で降りてみたけど、簡単とはいえ足元濡れ必須なので、アプローチシューズだとちょっと面倒な感じだった。
しじみ沢出合にて休憩し、いよいよスラブを目指す。ボサ沢を遡行してくと、やがてスラブ滝が現れた。斜度の強い?感じの滝にはピカピカの鎖だとかフィックスロープが取り付けられていた。
紅葉にはまだ早いが、全然綺麗だ!!来てよかった。
時間があったので、練習を兼ねてロープを出しながら登ることにした。
使わない想定で30mを持ってきてしまったが、積極的に伸ばすなら50mの方が楽でしたね。笑
のんびり楽しめて良い感じ!

岩壁に蜂の巣があって、時々、周りをハチがぶんぶん飛び回った…。
スラブは上部にいくほど斜度を増してゆく。
スラブに慣れてる人なら大丈夫だけど、慣れてない人だと行き詰まったら怖い思いをするかも。
御前ヶ遊窟は初めて行くなら絶対経験者と行くべきだね。って田口さんが言ってた。
私経験者ってことかな!?ってちょっと嬉しくなった。笑
最後は藪に逃げてガシガシ直登。そしてついに御前ヶ遊窟に到着!
稜線に上がるところもちょっと急だった。
登山道に合流し、山頂へ。

低山ながらに侮れない新潟の山。そして奥深い新潟の山。やっぱ好きですわ。
井戸小屋山経由で下山する。
こちらも痩せ尾根急登で地味に気をつけなければいけない!

15:25無事下山!
今日は紅葉の時期に早いから空いていたのか。自分も会越は紅葉の時期に行きたいと常日頃思っているクチだ。でも、今日は染まっていなかったものの展望素晴らしく、この時期も素敵だなーと思った。