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山スキー上信越

蓬峠 P1568m西尾根 山スキー

上信越

2023年1月8日(日) 6時
除雪終了点 (7:10) – 西尾根取付 (9:45) – 引き返し (12:00) – 西尾根取付 (12:30) – 除雪終了点 (13:10)

メンバー : 2人(Waka, Kさん)
天気 : みぞれ雪、上部ホワイトアウト

気象庁 過去の天気図
Powder Search

今日の日本海側は雨予報。本当はサクッとポムチムお勧めのよもぎ山にでも登ろうと考えていたが朝起きたらやはり雨が降っていた。SCWで改めて天気を調べて、雨から雪に変わる部分(※)まで南下。蓬峠付近でようやくみぞれ雪になったので、本日の行き先に決定。
※SCWの等値線が紫の実線以内に入っていると黄色の実線紫の実線みぞれです

雨雪判別(GPVサイトより)

みぞれ雪はウェアが濡れるし、私はあまり好きではない。今日は無理せずお散歩気分で歩こうということになった。

支度を済ませて7:10登山開始。予想よりもだいぶ手前で除雪が終了していた。まずは長い林道歩きからスタートだ。続く林道にトレースはなし。スネ程の深さまで沈みながらミシミシと歩いてゆく。

林道ラッセルって、山でラッセルしている時より疲れる。なぜだろう?

ふと堰堤を見ると、キツネが堰堤上にある雪にちょこんと立っている。そしたらピョンとジャンプし、堰堤の底に落ちていった。
えぇ?!キツネが自殺した!慌てていたら、雪の向こうから姿が現れ、てくてく歩いて森の奥に消えていった。どうやら絶妙に雪の上に着地していたようだ。自分の体の10倍はありそうな高さから飛び降りるなんて、すごい運動神経だ。

小さなキツネが飛び降りた堰堤

林道はひたすら続く。天気は次第に回復し、そのうちみぞれ雪はおさまってくれた。
お散歩のつもりが、予想より天気が良くなったのでぐんぐんと進んでしまう。

ひたすら林道を進む
時々渡渉を交えながら

9:45西尾根の取付到着。Kさんが「尾根の末端が急だから、少し沢入ってから乗り上げる?」と提案してくれるも、「いや、急なところ少しだけだから末端から行こうよ。」と答えてしまった。Kさんがオッケーと言って私の意見が採用される。結果的にはそれが失敗であった。

痩せ尾根の急登は雪が深く腰ラッセル。しかも藪っぽい。確かに急登区間は距離にして50m程だが、その一部分が困難だった。やむを得ず枝を踏みながらの際どいキックターンを繰り返して、ようやく穏やかなブナの森に乗り上げた。1年前、2年前の私だったら滑り落ちてたかも。笑
Kさんに「ルーファイ完全にミスった!ごめん。」と謝る。Kさんは「いいよいいよ、練習になったから。笑」と許してくれた。

急な痩せ尾根からハイクアップ
振り返る。滑降時は別のところから降りよう、、、。

急な痩せ尾根を登り切ると実に山スキー向きな美しい尾根が続く。ラッセルは相変わらずスネ程の深さがあり地味に体力を削られる。

ブナの森をハイクアップ

稜線まで標高差あと150mのところまで来たら森林限界となる。降っていた雪はやみ、風もない。しかし周囲には濃霧が漂う。ピーク付近を見上げるも、何がどこにあるのか全く見えない。
濃霧を前に恐怖心が湧き上がる。無理は禁物だ。ピークは目前だったが、大きなダケカンバの木をゴールとして12:00引き返すこととした。

2時間ちょっとかけてハイクアップした斜面も滑降すれば一瞬だ。

Kさん滑る
Wakaぱう

パウダーを楽しみながらぐんぐん降り30分後には尾根の末端付近へ。尾根の側面を滑降し、沢筋に着地。振り返れば行きで登った場所よりも傾斜が緩く登りやすそうだった。Kさんの言った通りだった!次回はここからハイクアップしよう…・

トレースの上を快適に滑降してゆく。道中、単独のスノーシュー登山者とすれ違う。時刻はもう午後だというのに、これからどこへいくのだろう。私たちと同じように林道散歩だろうか。

13:10除雪終了点へ無事下山。

立ち寄り

伊智路( 11:00〜15:00 / 17:00〜22:00 )
〒949-6103 新潟県南魚沼郡湯沢町土樽3191−12 (Google Map)

閉鎖したスキー場前にある定食屋。人気店のようでお客さんが多い。今回は焼肉重800円オーダー。うまい!!!ご家族で経営されているのか?店員さんも親切で居心地の良いお店だった。また行きたいです。

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登山ガイドWaka
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