2025/7/20(日)〜21(月)
八ヶ岳の硫黄岳〜赤岳を縦走してきました!
海の日連休はなんだかんだ天気が悪くなりがちですが、今年は梅雨明けが早い長期予報が出ていたので、ツアーを企画してみました。
当日はなんと晴れ!お天気に恵まれた2日間を過ごすことができました。
1日目 桜平〜硫黄岳山荘
茅野駅に集合して、登山口の桜平へ向かいます。連休中ということもあり、登山口手前の林道にまで路駐の車がずらり。私たちはタクシーなので安心です。
準備運動・トイレを済ませて出発です。標高は1,895m。樹林帯のうえに既に高い場所にいるので涼しいです。夏沢鉱泉までは車も走れるような林道を通り、そこからいよいよ登山道が始まります。
急登もなくやんわり高度を稼ぎます。オーレン小屋を経て夏沢峠へ。
今日も夏の空で午後から雷雨予報が出ていましたが、今のところ空は問題なさそう。
目指す方向に硫黄岳の爆裂火口がどーんと見えました。

樹林帯を抜けると、日差しを遮るものがないので、さすがに暑くなってきました。
振り返れば天狗岳が見えます。ご参加のSさん、Yさんは、以前硫黄岳と天狗岳をセットで登ったそうです。硫黄岳では天気が悪くて大変だったそう。今日はいいお天気で良かったです!

遠かった硫黄岳が少しずつ近づいてきます。
暑さでペースが上がりませんが、前方に見えるケルンを目指して頑張ります!
そしてついに硫黄岳山頂へ。目前には硫黄岳から続く、横岳、赤岳、阿弥陀岳、奥に見えている権現岳。山々の大展望。
素晴らしい!!

しばし景色を堪能して、宿泊予定の硫黄岳山荘へ向かいます。途中にはコマクサの群落がありほっこり。

硫黄岳山荘は居心地の良い山小屋で個人的にはお気に入りです。
チェックインすると、なんと談話室にはエアコンが取り付けられていました!以前行った時は無かったのに。日々進化しているようです…!
Wi-Fiもあるし、2段の蚕棚のようになっている寝室は、カーテンで仕切られており半個室状態。1人あたりのスペースは充分です。電気・コンセントが付いており、快適そのもの。
のんびり過ごし、美味しい夕飯を食べて就寝。
2日目 硫黄岳山荘〜赤岳〜美濃戸口
2日目。小屋の外でご来光を眺めました。少し上がって登山道に出ると、朝日に照らされた北アルプスや中央アルプス、穂高や槍ヶ岳までばっちり見えて、素晴らしい時間を過ごすことができました!
その後、朝ご飯を食べてから出発です。

今日は横岳、赤岳へと縦走していきます。途中に岩場・鎖場ありのスリリングな行程です。ヘルメットをかぶり出発!
雲ひとつない天気。遠くの山まで眺望バッチリです。午後から雷雨予報なので今のうちに展望を楽しみます。
途中、斜面に散らばるピンクの点々…。正体はコマクサでした。
ものすごい量のコマクサに皆さん大興奮。まるで絨毯のよう!!
何度かこの稜線を歩いていますが、こんなに量が多いのは私自身初めて見ました。時期がドンピシャなのか、今年が豊作の年なのか…。

歩いていると、前方には日本一の富士山が見えました。

横岳山頂手前に今日最初の核心部が待ち構えます。数年前、ガイドになる前に友人を連れていったら「怖い!」と震えていた場所…。
お客様の様子を見ながら慎重にご案内します。
「怖かったり不安な気持ちはありますか?」
「いや、全然ないです。」
つ、強い…!
私の心配は杞憂に終わりましたが、それでも気を抜いたら谷底まで真っ逆さまの場所。ゆっくり慎重に通過しました。
全行程の中で、おそらくここが最も高度感のある場所だと思います。無事に通過して一安心。
ハシゴを登ったその先、横岳到着です!
そのうちすれ違いも多くなってきたので、要所要所で譲ったり、先に行かせてもらったりしながら赤岳を目指します。

赤岳の山頂直下はザレザレの登りが続きます。体力的に疲れるところですが、一踏ん張り。
急登を突破したら赤岳頂上山荘に到着です。
山頂へ向かう前に、硫黄岳山荘でもらったお昼弁当をいただきました。
個人的にお気に入りのお弁当です!梅干しが美味しい♪

その後、赤岳へ登頂!

朝一番はスッキリ晴れていた空も、ガスがかかりつつあり展望は望めませんでしたが、それでも良い縦走ができました。
ここから文三郎尾根経由で下山します。文三郎尾根は、元行者小屋の小屋番だった茅野文三郎さんが切り拓いた道だそうです。
赤岳山頂直下は急な岩場が続きます。岩場を終えるとザレザレの下りが続き、気が抜けません。

樹林帯に入り、快適に歩けるようになると、間も無く行者小屋に到着。
美濃戸口まで歩き、無事に下山!
茅野駅行きバスの出発時間まで「yatsugataek J&N」でお茶をして、茅野駅に帰りました。
結局2日とも雷雨にあわずに、好天の中を歩くことができました。
ご参加の皆様、お疲れ様でした!


















