NHKの番組『にっぽん百名山』「苗場山 谷川連峰 〜楽しく安全に 人気の山へ!〜」にガイドとして出演します。
まだ見てない方はぜひ!
チャンネル : NHK BS
再放送日時 : 2024年7月11日(木) 午後6:30〜午後8:00
放送履歴
初回 : 2023年8月10日(木) 午後7:30 〜 午後9:00
再放送 : 2023年8月17日(木)午前8:00 〜 午前9:30(BSプレミアムのみ)
再放送 : 2023年11月23日(木)午後7:30 〜 午後9:00
再放送 : 2023年11月30日(木) 午前8:00 〜 午前9:30
再放送 : 2024年7月11日(木) 午後6:30〜午後8:00
まずは、苗場山への1泊2日の山旅。ガイドは、静岡から新潟に移住した、大島わかなさん。1日目、山頂まで登り、翌日、テーブルマウンテンのような広大な高層湿原を散策する。
苗場山 谷川連峰 〜楽しく安全に 人気の山へ!〜
テレビの出演は、はじめての経験でしたが苗場山は好きな山なので、嬉しかったです。
撮影はかなり緊張しました!笑
苗場山の成り立ちを深掘りしてスタッフの皆さまと調べました。私自身とても勉強になりました。
ぜひご覧ください!
【出演】大島わかな 片野なおこ
【語り】鈴木麻里子
【ディレクター】瀬川翔太 満吉健太郎
制作秘話もNHKのページで紹介されています!こちらも読んでみてください↓
https://www.nhk.jp/p/100yama/ts/K8938MW1R4/blog/bl/pPY5BYmvbP/bp/pvb11GKXlz/
この前の『岳人』でも苗場山の記事を執筆したので、さらに思い入れが深くなりました。
今回の取材とは無関係でたまたま苗場山が重なりました😆
撮影の思い出
スタッフの皆さまとの撮影風景です。とても楽しいひとときでした。
装備について
この取材のときに私が着用していた装備を紹介します✨
区分 | メーカー | 商品名 | |
---|---|---|---|
ウェア | 帽子 | patagonia | ダックビル・キャップ |
インナー | finetrack | ドライレイヤーベーシック | |
トップス | finetrack | ドラウトクアッド ロングスリーブ | |
finetrack | ラミースピンエア ロングスリーブ | ||
ボトムス | finetrack | カミノパンツ | |
カッパ上 | finetrack | エバーブレスフォトンジャケット | |
mont-bell | トレントフライヤー ジャケット Women’s | ||
カッパ下 | finetrack | エバーブレスフォトンパンツ | |
靴下 | mont-bell | WIC.トレッキングソックス Women’s | |
KEEN | ワシ ソックス クウォーター | ||
ザック | deuter | GUIDE 42+8 SL | |
登山靴 | KEEN | ウィメンズ サーカディア ミッド ウォータープルーフ |
帽子
patagonia / ダックビル・キャップ
私の山仲間の間では割と被っている人が多い印象です。軽くて、かぶりやすい!つばが柔らかいので、クシャっと丸めても大丈夫です。ズボラな私にピッタリです。笑
柄のデザインは毎年変わります。
谷川連峰担当の片野なおこガイドも、ダックビル愛用者です!彼女はつばが硬いタイプを使っています。(ダックビルキャップには2種類あります)
インナー
finetrack / ドライレイヤーベーシック
汗をかいてもサラッと乾く、ベタつかない、防臭効果あり、便利です。山小屋に到着した後も汗冷えしないので着替える必要がありません。
厳冬期の山スキーで、やむを得ず夜間行動していたら雪から降雨に変わった時がありました。その時はまだドライレイヤーを着用しておらず、濡れたインナーの冷えが尋常でなく低体温症で死ぬかと思いました…。いざという時、命を守る為にも、インナーは妥協しない方が良いです。
トップス
夏でも長袖タイプを着てます。どちらも、薄手生地でベタつかず夏でも快適!インナーにドライレイヤーを着ることで相乗効果を発揮します。
3日くらい同じ服着てましたが臭いもしません。汗かいても直ぐに乾きます。
finetrack / ドラウトクアッド ロングスリーブ
白系の服を着用してますが、回数重ねると汚れが目立つようになってきます。毛玉は発生しません。着心地は良いです。
生地は丈夫でオールシーズン着られます。Mサイズ着用。(身長163cm)
finetrack / ラミースピンエア ロングスリーブ
ドラウトクアッドより薄手で夏はより快適です。何度か使っていると毛玉が発生しますが、結構気に入っておりよく着ています。薄手なので、重いザック背負った時に肩だけ布が薄くならないか心配でしたが、今のところそのようなことはないです!Lサイズ着用。
finetrackは丈が短めなのでMサイズと、ゆとりのあるLサイズ比較するべく両方着てみました。Lサイズの方が丈が長く良い感じですが、私の体格だと胸囲はややゆとりありです…。まぁ違和感なく着れてると思います。(次買う時もLかMか悩んで買うと思います笑)
ボトムス
finetrack / カミノパンツ
ストレッチ性があり、軽くて丈夫で履きやすいです!若干の撥水性があり小雨は弾いてくれます。濡れても割と早く乾きます。
Lサイズ着用。私の股下適正サイズは72cmでLサイズだとちと長い…?と思いましたが、裾まわりがキュッとしてるので、裾を地面に引き摺るようなことはなくピッタリ履けています。
finetrackはお尻が大きい人でもちょうど良く履けるのが良いですよね。(私は下半身が…なので助かってます。笑)
使い勝手良いのでもう1着予備で欲しいところ!
ロゴが剥がれやすいです。私のカミノはロゴが剥がれてしまったので、もはやカミノパンツであることが見た目では分からなくなっています。
レインウェア
上:finetrack / エバーブレスフォトンジャケット下:finetrack / エバーブレスフォトンパンツ
フォトンシリーズは、数あるレインウェアの中でもストレッチ性が売りになっています。特にズボンは全くつっぱらず快適に歩けます。岩場とか足を高く上げる場所が連続する山では大活躍です。3レイヤーでジャケットは280g、丈夫なつくりで、重いザックを背負う時は安心感があります。今のところ着用中に蒸れが気になったことはありません。ジャケットにはベンチレーションがついています。
フォトンパンツは人気商品のため、常に在庫無し。こまめにオンラインストアを確認するのが大事です。
両方ともLサイズ着用です。丈はちょうど良いですが、胸囲はちょっとブカブカしてる感じです。パンツはちょうど良いです。
上:mont-bell / トレントフライヤージャケット下:mont-bell / トレントフライヤーパンツ
ちなみにもう1着持っているのがモンベルのトレントフライヤージャケット(&パンツ)です。こちらは2レイヤーでジャケットの重量約175gです。カッパの中ではかなり軽量です。軽量な分、生地は薄いですが3泊4日で小屋泊槍ヶ岳へ行った時も問題なかったです。藪漕ぎをすると破けてしまうかもしれませんが、一般的な登山では生地の薄さは気になりませんでした。
ストレッチ性はfinetrackの方が良いですが、軽さは重要なので、こちらもおススメです。こちらもベンチレーション付で今のところ着用中の蒸れは気になっていません。
靴下
mont-bell / WIC.トレッキングソックス Women’s
適度な厚みで、穴もあきづらく、お値段手頃で使いやすいです。買って間違いは無いですね。私は夏山登山も、山スキーもこの靴下を使ってます。
KEEN / ワシ ソックス クウォーター
和紙で出来た靴下。速乾性はNo1、汗で濡れても、寝床に置いておけば翌日カラッと乾きます。防臭性能も優れており臭いもあまりしません。
臭いが気になる時は靴からうつっているので靴を消臭することで解決します。
おススメの消臭剤。お粉をインソールや靴の内側にポンポンはたくだけです!→グランズレメディ
生地は一般的な登山靴下よりは薄めです。ソールの柔らかい靴と相性良し。(硬い靴と合わせると穴が空きやすいです…)
汗をかくと一時的に靴下が濡れて、足跡がつくときが…干せばすぐに乾くのですが、気になる場合はfinetrackのインナーソックスと合わせて履くと軽減されます。
ザック
deuter / GUIDE 42+8 SL
シンプルなデザインがカッコ良い!!背中が開くので、物が取り出しやすいです。危急時でもツェルト、ロープ、ダウン、ファーストエイドキットすぐに出せます。サイドポケットもなく1気室なのでパッキングには慣れが必要かもしれません。
メインバックルはL字フックを採用しているので着脱、テンションがしやすいです!
色は可愛いのですが、割と汚れが目立つので使用後は毎回タワシで汚れを落として水洗いしています。
ザックカバーはついてないので、元々持っている60ℓまで対応のザックカバーを使っています。
登山靴
KEEN / ウィメンズ サーカディア ミッド ウォータープルーフ
見た目が可愛い!軽くて通気性が良く、防水性能も高く、ソールは柔らかくフリクションが効いて歩きやすいです。茶色なので土汚れがあまり目立ちません。スニーカー感覚で登山靴を履けます。
私は山によって登山靴を3足使い分けてますが、KEENは奥多摩、丹沢、尾瀬などの土歩きが多い山域で履いてます。
自分の感覚としては落ち葉や砂のジャリジャリ急斜面での安定感は持ってる3足の中でこの靴が最も高いです。
フリクション良いなら岩稜でも履けば良いじゃない?となりますが、ソールが柔らかいので、岩場で履くと消耗が激しいです。平らな岩ならまだしも鋭利な岩に乗ると柔らかい分バランスが取りづらく、足首がグキッ!となりやすいです。また足裏が痛くなるのでやはり岩では硬い靴と履き分けた方が良いのです…。
KEENの靴は滑るよーと、人に言われた事がありますが、そんなことは無い気がします。濡れた木道でも滑ったことないです。(歩き方にもよるかもしれませんね〜笑)