ハイキング植物西蒲三山

西蒲三山縦走 スプリングエフェメラルを探しに

西蒲三山

2022年4月2日(土)
5:50 国上寺 – 6:25 国上山 – 7:05 剣ヶ峰 – 7:20 黒滝城跡 – 8:20 猿ヶ馬場分岐 – 9:55 弥彦山 10:40 – 11:15 多宝山 11:40 – 12:25 魔女の森 – 15:00 五ヶ峠 – 16:25 角田山 – 18:40 角田岬

人数:8人(Waka、Mボン、他)

天気 : 曇りのち晴れ(山々の展望は霞んでいて見えづらい)

久々に所属山岳会の山行企画に飛び乗った。かねてより歩きたいと思っていた西蒲にしかん三山縦走。弥彦山、角田山はそれぞれ登ったことがあるが、国上山くがみやまは未踏。花で有名なこの三山をついに繋げて歩く時がきた。

私の所属する会には各県に支部があり、今回は越後支部4名との交流山行。道の駅国上で越後支部の皆さんと合流し登山口へ向かう。

支度を済ませて5:50に縦走開始。スタート地点の国上寺こくじょうじには有名な「Hな絵巻物」があるとか。見てみたら、おぉ確かに!なんか腐女子受けしそうなカンジ。

偉人たちのプロフィール
良寛の背中を流す弁慶。弁慶の優しさを感じる絵ですね。

近年の若者のお寺離れを危惧した住職(山田光哲さん)が、若者にもお寺に来てもらうためにこのような絵巻物を並べたとか。(絵の作者は木村了子さん)
他にも「SNS炎上供養(※音量注意)」というのを無料で受け付けているらしく、なかなか面白いなぁと思った。

ひと通りお寺見学を終えていよいよ登山道へ。まず目指すピークは国上山。国上寺は「こくじょうじ」と呼ぶが国上山は「くがみやま」と呼ぶのでややこしい。
登り始めて数歩歩けば早速カタクリのお出まし。少しではあるが左右にちらほら咲いており目を楽しませてくれる。
その次はオウレンの群落地帯。バイカオウレンやミツバオウレンはよく見かけるけどオウレンはあまり見ないかも。見慣れなくて、花の名前がパッとでてきませんでした。汗

オウレン

国上山を越えると見かける花の種類が増え始めた。
登山前に入手した「弥彦山・多宝山たほうざん・国上山 トレッキングガイド」というパンフレットが実に優秀で、山中の主要な草花の名称が載っている。植物観察に大いに役立った。

エンレイソウ
ミチノクエンゴサク(ピンボケ・・・)

程なくしてカタクリの大群落に出会うも、曇り空のせいかお花たちが俯きがち。

カタクリの大群落
ケアブラチャン
ナニワズ
ヤマネコノメソウ

沢筋には綺麗に花開いたショウジョウバカマがたくさん。ショウジョウバカマは垂直分布が広く低山から北アルプスといった高山までわりと色々な山域で見られる。
花が終わった後も茎が成長するので、山中では存在感があり見つけやすい花だと思う。

ショウジョウバカマ

歩いていると、後ろで越後支部のOさんの嬉しそうな声が聞こえた。どうやらコシノカンアオイを見つけたようだ。

コシノカンアオイ

大きな葉っぱの下に、茶色い地味な花。私自身も探しながら歩いていたが見事に見逃していたようだ・・・。Oさん、流石である。
見た目がウスバサイシンと似ている。それもそのはず、帰宅後調べたら両者ともウマノスズクサ科カンアオイ属だった。(※ウスバサイシンの写真 / 2021.6.1 尾瀬ヶ原にて撮影)
派手で綺麗なお花も好きだけど、目立たない色で静かにひっそりと咲くお花も好きだ。どこに咲いているか探していると、宝探しをしているような気持ちになる。

オクチョウジザクラ
ヒサカキ
ブナの綺麗な登山道

登山道はとても歩きやすく、快適に進んでいく。9:55弥彦山到着。

弥彦山に続き、多宝山へ向かう。山頂は素晴らしい展望。飯豊、五頭、菅名、粟、守門、越後駒が一望できるが、残念ながら霞んでおりハッキリと眺めることは出来なかった。

海の向こうに佐渡が見える
キクザキイチゲ

越後支部のCさんが裏ルートの魔女の森へ案内してくださる。取り付きが藪でCさん以外の越後支部3名は進むのを嫌がっていたが、Mボンが目をキラキラさせて「歩きたい。」と言ったら結局ついてきてくれた。越後支部の皆様のおもてなしの心に感動するばかりだ。
魔女の森は意外と日当たりが良く、多様な植物が咲いており思っていたより悪くないルートだった。

キクザキイチゲ(紫)
キバナノアマナ
ニリンソウ
沢筋を歩く。開けていて日当たりが良い

小さくて可憐なコシノコバイモも、無事に発見。見つけたのは私ではなくOさん。
私は花を見つけるのが結構苦手だと思う・・・。

トキワイカリソウ
コシノコバイモ

後半へ進むにつれアップダウンが収まりだらだらとした標高差をひたすら進んでゆく。
再び、カタクリの群落に囲まれる。と、その中に・・・白いカタクリを発見した。
最初に見つけたのは先頭を歩いていたCさん。

白カタクリは数万本に一本の確率で咲くと言われる珍しい花だ。見つけたのは今回初めてなのでとても嬉しい。ところが辺りを見渡すと、他にも3つほど白カタクリが咲いていた。笑
意外とそこかしこに・・・。白カタクリはまとまって咲く傾向にあるのだろうか?

白いカタクリがあった
オオミスミソウも花開いている

道中、シロダモの木をへし折っている中年女性に遭遇。角田・弥彦周辺は国定公園の特別地域に指定されている。植生に手を加えるには許可が必要だ。TさんやCさんが注意するも聞く耳持たない。
育ち過ぎたシロダモが日光を遮り下に生えている雪割草などが枯れてしまうとのこと。言い分は分かるが手段が過激だと思った。

最終目標の角田山、16:25ついに到着。

角田山山頂

Cさんが膝を痛めてしまったが、予定通り山頂ピストンした後に灯台コースを下山する。太陽はすでに隣の尾根に隠れてしまったようで、周辺がボンヤリと薄暗い。日中は花びらがそっくり返っていたであろうカタクリたちはすでに俯きがち。

カタクリの群落
日本海に沈んでゆく夕日
灯台の明かりがついた

なんとか全員無事に18:40角田浜へ下山。越後支部のKさんが駐車場まで様子を迎えにきてくれていた。 薄暗闇の中姿が見えて「おーい」と声をかけられた時はウルッとした。

越後支部メンバーのTさんOさんKさんとお別れし残る6人で民宿清原屋へ。急いで風呂へ入り20:30から豪勢な夕飯を頂く。遅くなっても寛容で優しい女将さんに感謝ばかり。
皆すっかり疲れてしまい22:00前には夕飯を食べ終わり各自就寝。

翌日は魚のアメ横、ストックバスターズ、道の駅しただなどに寄り道。新潟観光しながらのんびり帰路についた。

下田の山岳地図、MボンとS本さんも購入(笑)
美味しいイタリアンを食べに行った

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コメント一覧 ☆お気軽にコメントください☆

  1. アサレン より:

    早く来ないとカタクリ、雪割草が終わっちゃうよ~。。なんて思っていたら、西蒲三山縦走でお花見していたんですね、流石。
    縦走のポイントは先ず道を覚えること。。実はこれが核心部だったりもします。

    弥彦山、国上山は私のホームグラウンド。
    またのお越しを楽しみにしています。

    • Waka Waka より:

      まさに昨年アサレンさんにコメント頂いてからずっと気になっていました!念願かなって嬉しいです。^^
      確かに速く長い距離を歩くには道を覚えるのが重要ですね・・・。(YAMAPアプリ使えば道覚えなくても歩けてズル出来ちゃいますが!笑)
      今回は、ルートに詳しい越後の岳人に案内していただき楽をさせてもらいました。 笑

      ちょうど、角田山の某ルートを教えていただいて気になっているところです。来年はそこから歩きたいなと思います。

Wakaのハイキング日記
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