2026年03月19日(木) [日帰り]
11:00駐車地点ー11:05入渓点ー13:50脱渓ー14:00石津窪山ー15:35駐車地点
メンバー : 2人(Waka , シュカ)
装備:フェルトソール、30mロープ
天気 : 曇り
山行記録
昨晩はシュカ邸にお世話になり、朝起きてみたら、じっとりと霧雨。
こんな日はボルダリングジムでも。とも思ったがせっかく関東まで来たのだからモチベをふるい起こして奥多摩へ出発。
目当ての熊倉沢へ足を運んでみると、なんと林道工事中!!
なら沢からアプローチできるかと道路下へおりてみるも、しばらく進んだら「立入禁止」のトラロープが。
しっかりと沢ヤ対策されている・・・。抜け道も封鎖され、どうにもならないので転進を決める。

紆余曲折の末、向かったのは石津窪。
この界隈は◯◯窪という名前の沢がポツポツ存在する。
支度を済ませて登山開始したのは11時前。
今日はフェルト足袋で遡行しようと思ったら、失敗。足袋用靴下を忘れてしまった。
仕方ないので素足に直接フェルト靴を履いた。沢はじめの時期にアルアルなやらかしかも。
石津窪は地形図上でも水流表記が無いので、水量はめちゃくちゃ少ない。
ペチャクチャ喋っていたらのっけから支流に突き進んでしまったので尾根越えしてリカバリー。
もはや水が途切れていたので流石に気づくことができた。
見た目地味な渓なのに、登りごたえのある滝が現れる。
ヌメったりホールドが細かったりで緊張させられる。シュカさんがリードして突破してくれた。
その後、右壁にフィックスロープのかかる滝があらわれる
フィックスロープがかかっているところもなんか難しそうに見えたので、右岸から行けるだろー!と登り始めたら、こちらも悪くて情けないことにセミになってしまった。
フィックスロープを使って登ったシュカさんにお助け紐を投げてもらった。助けてくれてありがとう・・・。

その後も、大きい滝が現れて、シュカさんがリードしてくれる。
石津窪、水がほとんど枯れているのに滝はなんだか小悪い感じである。

詰めが近づくと植林地帯になる。沢床は倒木が多くて歩きづらいので、手前で右岸の尾根に上がり、石津窪山を往復した。
上空をバラバラとヘリがずっと飛んでいる。もしかしたら人を探しているのかもしれない。
山頂近くで休んでいたら1度だけ男性の声が聞こえた気がした。もしかして遭難者の可能性も捨てきれず、「おーい!」と四方へ向けて声をかけてみるも応答はなかった。
帰りは尾根を下る。最後の最後が急だったので手早く懸垂下降をして着地。
まぁよくよく地形みたら懸垂下降しなくても降りられるかもしれなかった。
行動時間5時間弱のお手軽沢だったが、登りごたえのある滝が現れて楽しかった。
それにしても、初めての奥多摩は「地味」だった。
しかし、こんな地味な渓であっても、先人によって開拓され、ガイドブックに掲載され、沢ヤに愛されているということはすごいことだと思う。
もし新潟だったら、これほど小さな渓はもしかすると見過ごされてしまうかもしれない。
渓相だけを見ると、正直派手さはない。
でも、手足を使って攀じること、地形を見ながらルーファイすること、沢を登る行為そのものを存分に楽しむことができた。
そして改めて、自分は「沢登り」という遊びが好きなのだと感じることができた。
新潟の華やかな渓とはまた違った魅力があり、とても良い経験になった。ある意味、こうした「人の手が入り、歴史が積み重なった山域」というのも、奥多摩の魅力なのだろう。
何より、この時期から沢登りができる環境には感謝したい。
シュカさんの記録↓






