日 時 2020年11月27日（金）〜29日（土）
山 域 愛知・岐阜
目 的 ボルダー・リード
人 数 2人
天 気 全日晴れ
2020年11月27日（金） 豊田 天下峯
・ルート36 5.9 RP
下から見上げて「これならリードできるかも」と思ったルートにマスタートライ。
取り付いたは良いものの、途中怖くてテンション。
何度目かのトライで無事にレッドポイント。
豊田の天下峯エリアへ。
コンパクトながら日当たりよく、見栄えの良いスラブもいくつかあり良い場所だった。
平日の為か終始貸し切り。
午後になると、地元の方（クライマーでもある）が3人清掃に来られ、遊歩道に堆積した落ち葉を綺麗に掃いてくださった。
話を聞くと、天下峯は講習会に利用されることがたびたびあり、そういう日はドッと混雑するようだ。（いつも混雑している訳ではないらしい。）
グレードの高いルートも多くあり、1ピン目が遠いのが特徴「怪我に十分気をつけてね」と言われた。
本当に雰囲気の良い場所でとても気に入った。
私はリードで1ルートトライ。他にリード出来そうなものを探したが、1ピン目が遠かったり、藪に埋もれてしまっていたりと、取り組みやすいものがなかったので、あとはボルダーで好きなところをよじ登って楽しんだ。
Kさんは「月下美人12a」にトライしていたが、完登出来ず。
私自身も成長したら、11台のルートに挑戦してみたい。また訪れたい場所だ。
2020年11月28日（土） 豊田 大給城址
2日目は大給城址へ移動してボルダー。
豊田のグレードは少し変わっており、a〜fというグレードで表記されている。
【駒鳥ロック】
こまどり1 a・・・×
こまどり2 b・・・×
最も優しい「a」の課題を探してトライしてみたが「駒鳥ロック」に関してはまるで歯が立たず。
しばらく粘ったが、どうしても出来なかった。
【？？？】
海苔巻 a・・・○
鰹節 a・・・○
ふりかけ b・・・×
初見では出来なかったが、Kさんにムーブを指導してもらったら簡単に完登できるようになった。
（足に立ち込む、重心移動など）
ふりかけは、何度かトライしたが、初手のボルダームーブでつまり完登出来ず。
【？？？】
カーペンター a・・・○
私としてはなかなかのハイボルダー。怖い上にフォールしたが、何度目かのトライで無事に完登。
とても緊張した。
（※グレード a＝11〜7級 b＝6〜5級）
あとは苦手なトラバース課題を適当に作ってトライしてみたが、完投出来ず。
私としては出来ない課題が多く、あまり成果の無い1日だった。
ダイヤモンドスラブの向かい側には「オメガング」という4段の課題があり、色々な人がトライしていた。
結果的に2人のクライマーがその課題を完登した場面に居合すことが出来た。私だったら絶対に出来ないような華麗な登りに衝撃を受けた。
大給城址に集まるクライマーのレベルの高さにも驚いた。
岩登りはやはり難しい。
そもそも必要なムーブが出来ないのでは、まるで歯が立たない。
私は外岩へ行くことが多いが、クライミングジムに通い、ムーブをしっかり覚えることや必要な筋力を鍛えることも大切だと改めて感じた。
バランス良く様々なことに取り組んで、登れる力を鍛えていきたい。
2020年11月29日（日） 瑞浪 屏風岩
場所を変えて、岐阜の瑞浪屏風岩へ。
・エクササイズ 5.9・・・トップロープ○ リード×
トポ図に「カンテ入門」という説明があったので、挑戦。
Kさんにリードしてもらいトップロープを張ってもらった。
1回目は、まるでスムーズに登れずテンションを何度もかけながらなんとか上まで。
2回目は、ややスムーズに上まで。
徐々にスムーズに登れるようになったので、いよいよリードでトライするが、1ピン目落ち。
そのまま継続して登り、なんとかトップアウト。
5回目のトライ、4ピン目にロープをかけて、あとは上がるだけ・・・のところで腕がパンプしてしまい、フォール。
このトライで完全に力を使い果たしてしまい、今回のトライは終了。
残念ながらRPならず。
・謎のスラブ（新ルート）？？？・・・トップロープで完登
様々なルートの終了点にある「展望台」の後ろに佇む謎のスラブ。
ルートもグレードも不明だが、出来そうな予感がしたのでトライ。
写真向かって左側からマスタートライを試みるが、出だしが意外と悪く、早々に諦めトップロープでリベンジ。結局左側から登れなかったので、右寄りに登り無事トップアウト。
取り組んでいたら、他クライマーに「そのルートの名前はなんですか？」と聞かれた。
「分からない。」と答えると、どうやら1ヶ月前まではボルトが打たれてなかったのが、最近打たれたようだ。出来立てホヤホヤの新ルートにトライしたようだ。
・無名スラブ（ティータイムの右の右） ？？？・・・トップロープで完登（ノーテン）
Kさんがノア12bに挑むかたわら、近くに良さそうなスラブを見つけたので、トライしてみることに。
またまたグレードもルートも不明。
1ピン目やや遠いのでトップロープで挑戦。
トップロープを張りに行くまでの道のりがなかなか悪く少し時間がかかった。
初手が私としては難しかったが、その後は時折クラックを利用しつつ、まぁまぁ快適に登ることが出来、無事にノーテンでトップアウト。
もう少し成長したらリードで再トライしてみたい。
初めての瑞浪屏風岩は雰囲気が良く、まるで「岩の森」。強い生命力を感じる岩場だった。
今もなお、新ルート開拓が積極的に行われているようで、「日本111岩場」に紹介されていないルートが多々あった。
ルート名もグレードも知らないが、ただ純粋に下から見上げて「これ登ってみたいな。」と思うルートを登ってみるのも、楽しい。なんとなく、プレッシャーを感じないので気楽にトライできるのだ。
まだトップロープばかりだが、リードも徐々にできるようになっていきたい。
今回「エクササイズ」をレッドポイント出来なかったのが悔しかった。
最終的に、全てのヌンチャクにロープをかけ、あと1歩のところでパンプして落ちてしまった。
もし、私にもう少しガッツがあれば、気力でどうにかなっていたかもしれない。
私としては「最も格好悪い落ち方」をしてしまい、少し落ち込んでしまった。
技術だけでなく、気持ちも強くしていきたい。
【食事処】万吉食堂 愛知県豊田市松ケ枝町2丁目27
南蛮唐揚定食 830円
リーズナブルでお腹いっぱい、味も美味しい。
大満足のお店。また行きたいし、とてもオススメ。
私は一番人気の「南蛮唐揚定食」をオーダーしたが、Kさんの頼んだ日替わり定食「マグロフライ定食」もとても美味しかった。（一口味見させてもらった。）
