日 時 2020年9月30日(水)
山 域 越後三山周辺
目 的 ハイキング
行 程
30日(水)当日
14:12旧深谷市山の家駐車場ー14:16鳥坂神社ー城坂コースー稜線ー15:15主水郭ー15:25坂戸山山頂ー薬師尾根ー16:08鳥坂神社ー旧深谷市山の家駐車場
人 数 1人
天 気 曇り
南魚沼市の里山「坂戸山」
巻機山から伸びる尾根上には金城山があり、そのさらに末端に位置するのが坂戸山である。
高速道路を走っていても、目立つ山だ。
「あの山は何山だろう?」と一度は気になったことがあるのではないだろうか。
そんな、私にとっては結構存在感のある「坂戸山」
今日の午前中は巻機山へ登ってきた。
予定よりも早く下山出来たので寄り道してみる事とした。
城坂コースより坂戸山へ
坂戸山ハイキングの起点である「鳥坂神社」にカーナビを合わせていざ出発。
巻機山の登山口からは17km、約30分程の距離だ。
いざ神社に接近すると道中「登山者用駐車場」の案内看板があった。
案内に導かれて、駐車したのは「旧深谷市山の家駐車場」。
私以外は誰1人として駐車していない。
よく分からないが、ここを起点としてハイキングを開始する事とした。
徒歩5分程で、登山口である鳥坂神社に到着。
こちらにも駐車場があり、半分くらいは車が停車していた。
どうやら私の停めた場所は第二駐車場の役割を持っているようだった。
山と高原地図で調べて、今回は城坂コースより登り、薬師尾根を下山する周回コースとした。
14:16、鳥坂神社出発。
林道を進んでゆく。
道中、城跡のある場所で登山道らしきものが分岐する。
訳が分からないが、とりあえず登山道を辿ってみると、再び林道に合流。
どうやらショートカットに成功したようだ。
その後も林道を歩いてゆく。
次は学生の植樹活動の記念看板があった。植樹の木々の間にも登山道らしきものが。
ここは、スルーして林道を行く事とした。
歩いていると前方から1台車が走ってきた。
え?どこから来たのだろうか?
私は一生懸命歩いているが、どうやらここら辺は車で入れる場所のようだ・・・。
今回はピストンではなく周回なので、下に車を置いてきて問題無い。
ただ何となく悔しい気持ちになった。
程なくして、右手から登山道合流。よく観察すると、先ほどスルーした植樹活動の道っぽい。
蛇行している林道に比べると、真っ直ぐ伸びているので歩けばかなりのショートカットだったかも。。。
またまた何となく悔しい気持ちになった。
里山のハイキングは道がたくさんあるので、事前にじっくり調べておかないと意外と難しい。
14:35、「城坂コース遊歩道入り口」へ到着。

林道は真っ直ぐ伸びており、左手に登山道入口がある。
流石に、ここから山頂までは歩くしかなさそうだ。
ここでまた1台の車と遭遇した。(さっきの車も含めて両方とも長岡ナンバー。地元民さすが。)
ここから稜線までの標高差は300m。地形図をみるとなかなか等高線が詰まっている・・・。
急登を覚悟していざ出発。
ただひたすら葛折りに登っていく。修行系登山道だった。
これは、確かに山頂に城があってもそう簡単に落とせそうにないだろう。

振り返ると南魚沼の町が見渡せた。
15:10、稜線まで標高差がわずかのところで分岐に到着した。

主水郭方面と、実城方面。実城はおそらく山頂の事だ。
坂戸山の横に広い尾根を少しでも歩きたいので主水郭方面に向かう事とした。
15:15、主水郭。樹木の背が低くなり、展望が開けた。

すぐ近くに八海山、三国川ダム。
ここら辺も歩いた事がないが、いつか歩いてみたい山域だ。
山座同定はまだ出来ない。

遠くに、守門岳らしき山も見えた。
眼下に見える魚沼の町はさすが、田んぼばかりだった。
里山に登って町を見渡すと、その町が何だか気に入ってしまうのは何故だろうか。
しばらく景色を堪能し、山頂へ向かう。
道中は、まるっと城跡が見られた。
実城手前には堀切跡も。
私の住む長野市も、城跡のある里山がいくつかある。
いくつか歩いているおかげで、特に看板が無くても、自然とこの地形が何の跡なのか分かるようになってきた。
歴史的背景については、知識皆無なので、そのうち勉強できたらと思う。
15:25、坂戸山山頂。
セルフタイマーで写真を撮ろうとしていたら、ちょうど居合わせていた登山のオネエサン達が「そんな事しなくても大丈夫よ、私が撮ってあげるよ〜。」と親切にも声をかけてくれた。ありがたい。

午後なのに意外と人が多い。城坂コースでも2人くらいの登山者とすれ違った。
オネエサン達は、登山のちゃんとした服装をしている。
私のようにどこかの山へ登った後に「寄り道」で来ているのかもしれない。

社の裏から、巻機山、金城山の景色を堪能。

薬師尾根より下山
しばらく休憩してから、薬師尾根から下山開始。

薬師尾根は、目前に南魚沼市の展望が広がっていて、実に気持ちの良いコースだった。
道中も何人かの人とすれ違う。
中には、スニーカーを履いている地元民らしき人もちらほら。
おそらく体力作りで毎日登っているのだろう。
坂戸山はなかなかの急登なので、かなり体力がつきそうだ。

快適に降って、16:08鳥坂神社無事帰着。
ずっと気になっていた「坂戸山」
登れて大満足だ。