日 時 2021年4月某日
山 域 那須高原
目 的 アルパカを見に行く
天 気 曇りのち雨
※今回使用している写真は全てクリックして拡大出来ます。
日本にはいくつか「アルパカ牧場」が存在する。
比較的アクセスのしやすい関東周辺には3つ。
・那須アルパカ牧場
・八ヶ岳アルパカ牧場
・山古志アルパカ牧場
(その他にもアルパカが暮らしている動物園は多数存在する。)
今回赴いた那須アルパカ牧場は、日本初のアルパカ牧場であり暮らしている数は300頭と日本最大規模。まさにアルパカの総本山ともいえる場所だ。
那須町では、アルパカはシンボル的存在でもあり、毎年成人式にも数匹参加しているようだ。
晴れた日の休日はついつい山へ行ってしまうが、今日は悪天予報。
せっかくなので以前より気になっていたアルパカ牧場へ行ってみることにした。
開園10:00に合わせて那須アルパカ牧場へ到着。
まだ私たち以外にお客さんはいないようだ。
一番乗りで受付を済ませて入園。
係のおじさんに色々と説明を受ける。
元々臆病で、蹴ったり噛んだり出来ないアルパカの唯一の武器は「ツバを吐く」ことだそうだ。
耳を寝かせて、首をのけ反らせたらツバを吐いてくる前兆なので気をつけるようにと言われた。
アルパカのボディランゲージ – 那須アルパカ牧場
いよいよ入園。
アルパカ達の暮らすエリアまで少しの距離歩くと、いよいよ彼らの姿が見え始めた。



餌を持っていないのに、人懐こい彼らは柵の側まで寄って来る。(餌を持っていると勘違いしているだけかもしれないが。)
最初は眺めていただけだが、どうやら触っても問題なさそうなので、撫で撫でしてみた。
頭は嫌がるそうなので首や背中を触る。



のんびりと楽しみながらアルパカふれあいコーナーへ向かう。
別料金で10分触り放題だ。



メープルちゃんはサービス精神旺盛(食欲旺盛?)
餌を持っている私の元にすぐに寄ってきた。
毛刈りされる前のアルパカはモフモフで実に可愛らしい。

どうやらメープルちゃんは、2020年の那須町成人式にも出席したようだ。
ブログ記事
至福の10分間はすぐに終了してしまった。
その後は餌を購入し、園内のアルパカ達にあげながら歩く。


大きいアルパカはすぐに餌の元にやって来るが、若い(?)アルパカの中には、餌を食べたそうなのになかなか寄ってこない子もいた。

枝をひたすらムシャムシャしている子も。
さっきも、口の端っこから1本の笹が飛び出しているアルパカがいたので、つい取ってあげたくなり抜こうとしたら嫌がっていた。
結局引っこ抜いたら、しばらく地面に落ちている草を探している素振りを見せていた。
・・・これは、歯磨きの代わりなのだろうか?
充分満喫し、時刻は昼前。
ちょうどポツポツ雨が振り出し、触れ合いコーナーにいたメープルたちもお家に帰ってしまったようだ。

なんと幸運なことに、雨天のため子どもアルパカのお披露目が時間を繰り上げて行われていた!



生まれてから、ずっと刈り取られていない毛が最もモフモフしている。
先のふれあい広場のメープルちゃんも、まだ刈り取られる前の毛。
この毛こそ、最高級の品質。高い値段で売れるそうだ。
受付では全体を周るのに40分の時間がかかると言われていたが、パカたちが可愛いので私たちはいつの間にやら2時間も過ごしてしまった。
至福の時を過ごし、大満足で帰路につく。
次は山梨の八ヶ岳アルパカ牧場にも行ってみたい。
↓八ヶ岳アルパカ牧場の飼育スタッフが配信するアカウント。パカ好きは必ずフォローするべし(そんな人は既にフォロー済だとは思うが。)