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縦走丹沢・富士山周辺

稲子駅~白水山~西沢~内船駅 山梨と静岡の県境を歩く

縦走

日帰りで、山梨と静岡の県境を歩いてきました。
県境は山の尾根上に続いています。

今回のルートについて

この尾根は稲子から始まり、天子ヶ岳、長者ヶ岳、毛無山を通り、節刀ケ岳、そして山梨県の大菩薩嶺まで続いています。

(さらにもっと行くと東京の陣馬山まで続いてます)

日 時 2017年2月4日 (土)

山 域 天子山地 白水山

目 的 ハイキング

コース 稲子駅~白水山~西沢~内船駅

人 数 6人

今回の山行を企画したリーダーは、どうやら尾根の末端である稲子から大菩薩までを歩きたいのだとか。

かなり壮大で面白そうです。私もその夢に便乗したいです。

地形図を俯瞰して見なければ気づけないルート

私は山と高原地図を愛用していますが、限られた範囲しか載っていないこの地図では、エリアをまたいだ壮大なルートには気づきにくいと思いました。今回歩いた県境も、山と高原地図では範囲外。マイナールートです。

当初の予定

当初は一泊二日で、稲子から天子ヶ岳まで行きテン泊。二日目に長者ヶ岳から毛無山、下部温泉に下山する予定でした。その場合、両日ともにコースタイム10時間超え。

めちゃくちゃにハードな山行が想像されましたが、幸い(?)にも、日曜は悪天候との予報があったため、安全を考えて日帰りとなりました。

結果、日帰りでもかなりハード、充実した山行となりました。

登山スタート

コンパスと地形図を手に持ち出発です。

登山口に入る前に、踏切のない線路を渡りました。

本当に渡っていいの?と思い地形図で道を確認。

地形図では左側にトンネルがあります。実際に左側を確認するとトンネルが。

どうやらこの道で間違いないようで。

藪がひどい

登山口は、これといって表記はありません。

コンパスで方向を確認して進んで行きます。

目的の尾根に上がるまではひたすら藪漕ぎをして行きました。

そして、この藪漕ぎがきつかった。

今回の核心部の一つといっていいほどでした。

私の藪漕ぎ経験は、今回で2回目です。前回は南アルプスの深南部、不動岳に行った時です。その時は背丈ほどもある熊笹を掻き分けながら歩きました。

しかし、今回の藪漕ぎは、それを超える辛さがありました。

トゲトゲだらけでした!あちこちにイバラの木があります。

藪漕ぎの装備について

私の装備といえば、モンベルのレインウェア。スポーツデポで買った6千円の登山ズボン。そしてニット帽。

レインウェア、ボッロボロになりました。あちこちに引っ掛けて、かなり汚れました。

見た感じ、おそらく穴は開くいてないかもしれませんが(開いてないことを祈りたい)、藪漕ぎの時に着てはいけないと学びました。

ニット帽も、なぜ被ったのかと、後悔です。寒いのは我慢すべきです。

枝に引っ掛け、持っていかれそうになるし、トゲトゲに刺さります。

藪漕ぎをする時は、安物で捨ててもいいような服で行かないとダメです。

手袋は、必須です。軍手でいいです。ボロくて捨ててもいいようなやつ。

ただ、一回絶望した時がありました。かなりの急勾配を登った時、そこらへんの枝にしがみつこうかと思ったら、それがイバラの木でした。

他に掴める場所はなく、イバラの木ならある。仕方なく地形図の上からイバラを掴みました。これは私のルートミスもありましたが、かなり困りました。

悪戦苦闘しながらも、尾根を目指して藪を漕いで行きます。

尾根に到着

頭上に鉄塔が見えました。

地形図で確認すると、尾根の末端には「送電線」が通っています。
無事に尾根上に乗り上げたようです。

コンパスで現在地確認、方角を修正し、いざ尾根歩きスタートです。

見晴らしの良い場所に到着しました。
富士山がドーンと見えます。
送電線を目印に、自分の現在地をチェックします。

尾根上は、藪がなく、非常に歩きやすいです。
まるで普通のハイキングのようです。

ルートを指し示す看板がありました。
ここから、白水山に向かう登山道に合流します。

白水山

程なくして、白水山山頂に到着。
展望はありません・・・。

寄り道をしてみます。

富士山が見えました。

石神峠

横切る林道に降り立ちました。

ここは石神峠と呼ばれる場所です。
改めて、地形図を見て現在地を確認します。

ひたすら尾根を北上する

少しの休憩を挟み、再び尾根の北上を開始。
今までの尾根と違い、地面の上にふかふかと落ち葉や枝が溜まっており、少し歩きづらかったです。
どこが歩きやすいかを考えながら、進んでいきます。

西沢

本日の下山ポイント、西沢に到着しました。
ここから、西側の下野集落に向かって下降します。

地形図で現在地を確認しますが、実際の沢地形は想像よりも複雑です。
リーダーがメインでルートファインディングをしてくれます。
ルート上は、若干の赤テープがあるものの、かなり荒れており、悪い状況です。

一度、ルートを間違え、小滝の上部に出てしまいます。
落ち着いて、元来た道を引き返し、別ルートを探します。
藪を漕ぎ、無事に滝を巻くことが出来ました。

尾根上を歩いていた時と雰囲気が一変。
かなりアドベンチャーな下山となりました。

無事に下山

無事に下野集落に到着しました。ホッと安心・・・。

バスの時間にも無事に間に合いました。良かった!

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