どうやらモンベルではお手頃価格でレインウェアのクリーニングと撥水加工をしてくれるらしい。
私の今使っている雨合羽は昨年の春に購入したものの、一度沢登りで使ってしまってから撥水性が損なわれてしまい、まるでカッパの効果を感じられない。自分の汗で濡れるという次元ではなく、着用してからものの数分で下着までビショ濡れになるので、これは流石に濡れすぎじゃないか?と、雨をまるで防いでいないことに違和感を感じているところだった。
(沢で「泳ぐ」ことがあるのを知らなくて、シャワークライミングというのだからせいぜい滝の水しぶきを浴びるくらい?を想定してカッパを着て行ったら、予想に反してガンガン泳ぎ一瞬で昇天してしまったのだと思う。)
3,500円で機能が回復ならかなりお得ではないか?ということで、私も店舗に依頼してみた。
店舗持ち込み
7月9日、近所のモンベルショップにカッパを持ち込んだ。店員さんに声をかけると、お見積もりするとのことでカッパを預ける。
レジ付近で、何やらテキストのようなものを読んでいる店員さんの姿が見える。どうやらmont-bellにはマニュアルとしてある程度の修理内容に対する金額が決まっているようだ。
提示された内容は以下の通り。
カッパ(上)・・・2,000円
カッパ(下)・・・1,500円
合計3,500円。
ここで、了承事項として以下のことを言われた。
・汚れによっては追加料金がかかる。
・汚れの激しいもの、劣化がある場合は修理不可の場合がある。
・新品と同じくらい撥水機能が回復する訳ではない。
全て了承して「お願いします。」と答えた。
そして以下の受付票を店員さんが作成した。(全部手書きで地味に大変そうだった。)

修理依頼伝票は1品につき1枚書く必要があるようだ。
この時点での金額は、あくまでも見積もりだ。先にも書いたように、万が一価格が高くなる可能性もある。
見積もりに関しては
①金額が確定したら連絡してもらう。
②予め決めた上限金額を超えた場合のみ連絡してもらう。
③金額は気にせず、修理する。
②、③の方が、やはりスムーズに修理返送できるとのことだ。
私は②を選択し、+1,000円を上限として、それ以上の価格になった場合は一報入れてもらうことにした。
以上の手続きを終えて、ようやく終了。なんだかんだで30分ほど時間を要してしまった。
あとは連絡を待つのみだ。
結果は
7月13日、依頼してから4日後に着信があった。
パンツの方は、撥水加工可能。汚れが激しいのでプラス500円でクリーニング代がかかるとのこと。そのままお願いした。
ジャケットは、残念なことに撥水加工不可能。生地全体が剥離しており、性能を回復させることは不可能らしい。まじですか・・・。
てなわけで、結局、ズボン一枚を撥水加工してもらった。
7月25日(着信から12日後)に完成の連絡があり店舗に取りに行った。合計費用2,000円だった。
まとめ
モンベルの撥水加工。同じカッパを無限に使える可能性を秘めている。しかし、ボロいものはもう手の施しようが無く、買い替えが必要になってしまうようだ。
極端に機能性が落ちているカッパはもはや手遅れ。
そういう状況にさせないことがまず第一だろう。こまめにウェアの撥水性を確認し、対応するのが最善といえる。
撥水加工してもらったズボンがどれほどの効果を発揮するかは不明。それでも、やらないよりは明らかにカッパの寿命は延命できると思う。
私はとりあえず、次はワークマンのカッパを買おうかな。
自分のカッパの使い方が悪かったとはいえ、早々に死んで心が折れました。
↓今回撥水加工依頼したカッパ
【モンベル】サンダーパス ジャケット Women’s

【モンベル】サンダーパス フルジップパンツ Women’s
