2022年6月30日(木)
11:00 信州峠 – 12:05 横尾山 12:20 – 13:15 信州峠
メンバー : 1人(Waka)
天気 : 晴れ
前日の29日は小川山でボルダリング、翌日も引き続きボルダリングを頑張る予定だったが、朝6:00から取り組み始めて4時間後、全然登れない上になんだか飽きてしまい、10:00気晴らしも兼ねてハイキングへ転進することに決定。

地形図で周辺の山をざっと調べて、目を惹かれた「横尾山」。インターネットで調べたら川上村のハイキングコースで紹介されていた。「景観を楽しみながらハイキングとして登山できる山」と書かれており、山頂までは2時間とお手軽だったので行ってみることにした。
廻り目平から車を走らせて約30分で登山口となる信州峠に到着。すでに3台の車が駐車しており、隣に私も駐車。平日だというのに2台は県外ナンバーの車だった。意外と人気のある山のようだ。
支度を済ませて、11:00登山開始。穏やかで、歩きやすい登山道をのんびり歩いてゆく。途中男女2人ペアとすれ違い挨拶を交わす。今日は下界は猛暑日だが、山の中は風がよく通り、涼しい。
登山道がカクッと南に折れるところから急登が始まった。
ひと登りして、樹林帯の稜線を進んでゆくと、突然パッと視界がひらけた。カヤトの原と呼ばれる場所に到着したようだ。
振り向けば小川山と瑞牆山、金峰山が、南には茅ヶ岳や南アルプスが見えて思わず写真を撮りまくる。雲に少し隠れているが南八ヶ岳も見えた。まだまだ山頂は先だが、もはやここが山頂でも良いくらいの、とても素晴らしい場所だった。原っぱの隅で男女ペアが休憩しており、挨拶を交わした。のんびりとしている様子がとても気持ちよさそうだった。
ここからは草っぱらの稜線漫歩が始まる。北を向けば、川上村の畑に煌めくビニールシートが見える。先日八ヶ岳・赤岳に登った際に、この景色を水田だと勘違いしてしまい、後からブログを読んでくださった方にこれは高原野菜のビニールシートだと教えていただいた。村の生活を垣間見れるような眺めに少しだけ胸がほっこりした。
再び稜線は疎林に覆われる。僅かなアップダウンののち、12:05横尾山到着。山頂ではちょうど単独の男性が休憩していた。
目前にはドドン!と南アルプスの展望。しばしのんびりして往路を辿る。
歩きやすい登山道を軽快に下り13:15無事帰着。

思いつきで登った横尾山だったが、予想以上に素敵な山だった。駐車場に車が何台も停まっていた理由が分かったし、山梨百名山というのも頷ける。また機会があれば登りに行きたい。










