2026年07月28日(火) [日帰り]
駐車地点(9:20)-(9:20)象ヶ滝(10:10)-高巻き終了(11:25)-Co900二俣(12:50)-Co950m二俣(13:45)-稜線(14::45)-駐車地点(16:45)
メンバー : 2人(Waka , はるな)
使用装備 : 50mロープ , ラバー靴(50mロープしか車に積んでなかったため)
天気 : 曇りのち雨
山行記録
※後から私の写真見返したら軒並みピンボケしてました…。こちらの記録では、はるなさんの撮影した綺麗な写真を多用してます。
本当は谷川界隈の予定だったが、雨で予定変更。上州武尊山の川場谷を目指すも、登山口は朝から霧雨で諦める。
朝、集合した後にこれから行く沢を一生懸命考える。
「熊倉川どう?」とはるなさん。
「奥多摩の熊倉沢左俣?なら行ったことあるよ。」
「熊倉沢は私も行ったことあって、そこじゃなくて西上州に熊倉川ってのがあるみたい。」
なんと!?ほとんど同じ名前でややこしい。笑
調べてみたらナメが綺麗で癒し渓らしい。
雨の日沢登りにちょうど良さそうだ。
ちなみにはるなさんは雨の日沢登りに特に抵抗は無いらしい。どうせ濡れるから。笑
私たち以外1台も車が停まっていない川場野営場から、熊倉川へ向けて車を走らせた。
熊倉川は癒し渓だが、はるなさんが一番最初に出てくる象ヶ滝を登ってみたいとのこと。
どうやら「その空の下で。。。」のヒロタさんが登っているらしい。
ロープを用意する担当は私だったのだが、50mロープしか持ってきていなかったのでちょうど良かった。(熊倉川は象ヶ滝登らなければ念のための30mロープで良いと思う。)
象ヶ滝まではしっかりした登山道があり、簡単に歩いてゆける。
途中で、腐敗臭がすると思ったら鹿さんだった。周辺の崖から滑落してしまったのだろうか。
そして、すぐに現れる象ヶ滝。

ぱっと見た感じ2段目が登れるようには見えないのだが、それ以外は何とかイケるようにも見える。
今日は癒し渓だし、心ゆくまでのんびりチャレンジしてください!
ちなみに、私は今日はあれの日で調子悪い。
(はるなさんと行くのは2回目だが、前回も今回もタイミング良くかぶる謎。そして毎回ロープとかガチャとか持ってもらってる。ありがとう!)
はるなさん1段目は右壁から登ってゆく。

さて、核心の2段目は…。しばらく探っている様子。

ドシャワーにもなるし、登るのはちょいと大変な様子で、1段目を慎重にクライムダウンして戻ってきた。
はるなさん、ナイストライでした!
ここで私の好きなヒロタさんの言葉。
全く情報を持っていない滝の場合”こんなところ登れんのか?”と疑問を持ったら滝はまず登れない。
やはり、『気持ち持ち様』というものは非常に大事なのだ・・・
登ってみよう!と思う気持ちは大事!
ロープを片付けて右岸から大高巻きに取り掛かる。
全体的に傾斜が急でけっこう緊張する。
さっき見かけた鹿さんと同じ目に遭わないように気をつけなければいけない。

トラバースしつつ、尾根まで巻き上がり、その後熊倉川に向かって下降する。
こちらもなかなかの急斜面だったので、我慢ならず途中でチェーンスパイクをつけた。
結局高巻きに1時間費やした。といってもだいぶのんびりペースだったので、真面目に頑張ればもう少し短縮出来た気がする。
沢床に降り立つと、素晴らしい癒しのナメが広がる!!
後はお気楽ウォーターウォーキングのみだ。
登攀要素皆無。ただただ写真を撮りながら遡行するのみ。
いつもなら素通りするような滝の1つ1つで記念撮影をしながらじっくりと楽しむ。
お昼過ぎてから、雨が降り出しすぐに本降りに。
沢は増水して濁ってきたが遡行に支障なし。

2段9mのナメ滝を登るとCo900m二俣。
そのまま本流を遡行してゆくと、急に威圧的なゴルジュ空間が。
入口の巨岩3m滝を登った先に、カッコいい直瀑の滝があらわれた!
「新版 東京起点 沢登りルート100」の遡行図によると5mとあるけど、いやこれ絶対5mではない。8mくらいはありまっせ。
滝壺近くの土が水流でえぐれたような痕跡があるので、もしかしたら昔と現在で地形変わったりとかしてそう。
見た感じ何とか登れるようには見える。はるなさんも同意見だったので
ロープを伸ばしてみることに。リードははるなさんにお願いした!
いつの間にか雨は上がっていた。
右壁の、ペットボトルが挟まっているルンゼからよじよじし、引き続きルンゼを登りきってしまうかどうか迷っていたはるなさんだったが
最終的には上部でトラバースして滝の水線近くを登っていった。
その後フォローで私が登る。
ルンゼは何とかイケるが、そこから水線へトラバースするところが緊張する。
岩がボロそう&スタンスが細かい!
トラバース成功して、水線の脇を直上してゆくがここもスラビーでフリクション勝負だ。
ホールドは一応あるものの高度感がすごい。フェルトだとひときわ難しそう。
ノープロで登っちゃうはるなさん鬼のメンタルすぎる。
滝の登攀グレード感覚は良く分からないのだが
Ⅳ+はあるんじゃないの?知らんけど。
無事に落ち口へ到着。
ありがとう。ナイスリード!

超癒し渓だったが、突如あらわれたピリ辛滝を登れてはるなさんはご満悦の様子。
私も登れて楽しかった!!
「登れる滝なので、登ったほうが充実します!」との事です。笑
ピリ辛滝の後、すぐに二俣となり左俣へ進む。
いよいよ詰めの様相。たまに倒木地獄が出てくるものの、かなり快適に稜線へ上がることができた。
ガイド本によると「日本で海岸線から一番遠い地点」があるらしいが、勘違いしてその場所へ詰められなかった。
残念すぎる!!

あとはうっすらした踏み跡を辿って下山する。
西上州だから、登山道もヤバいのではと身構えていたが、難所はなく歩きやすい。
踏み跡を活用しつつ、杉の植林地の急斜面を適当にくだって、林道に合流する。
あとは林道を辿るだけ~と思っていたが、なんと全く別の場所へ向かっている道だった!
途中で気づいてもどり、正しい方向へ進んで無事に駐車地点へ帰着!!

そういえば象ヶ滝の高巻きについてだが
もっと楽な巻き方は無いのかと、帰り道斜面を見上げながら歩いていたのだが、
結局、どこもかなりの急斜面に見えて、いずれにせよ大変な高巻きになりそうだった。さすが西上州である。
・・・
当日の朝、土壇場で決めた熊倉川だったが、高巻きが大変だったもののその上流には美しいナメが続き良い感じだった。
最後のピリ辛滝も登れて満足!
雨の日や、春先・晩秋に良さそうだ。
下山してから、熊倉川の色々な遡行記録をネットで読んでみたが、やはり年によって地形が変わっているように見える。
特にピリ辛滝とその手前の巨岩3m滝は、釜の深さが変わっていたり、岩があったりなかったりとか、けっこー違う。
沢は諸行無常である。














