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狩猟出猟日記

初めて鴨を獲った日

狩猟

装備 : Beretta AL391 Urika Gold 20番

11月15日から狩猟が解禁となり、初日は猟友会の先輩方と一緒に猟に出ました。
翌日からは朝の2時間ほど、時間のある時は狩猟仲間とカモ撃ちに行っていました。なかなか自分で当てるのが難しくて、友達が獲ったカモを譲ってもらったりしていたのですが、11月18日に、ついに初めて自分の手で鴨を撃つことができました。獲れたのはハシビロガモという種類の鴨です。

私は、「鶏を育て、絞め、解体し、食べる」という経験を3度していますが、今回初めて「野生の鴨を獲って、解体して、食べる」という一連の流れを行いました。ハシビロガモはあまり美味しくないと聞いていましたが、実際に食べてみるとそんなことはなく、とてもおいしかったです。

そもそも私が狩猟を始めたきっかけは、鶏を絞めたときに生き物を殺すことへの抵抗を感じたからです。その一方で、スーパーの肉は当たり前のように食べている自分に矛盾を覚えました。
鶏は愛情を込めて育てた「家族」のような存在だったため、特別な感情が生まれていたのかもしれません。では、野生の獲物ならどうなのか…。その疑問から狩猟を始めましたが、実際に撃ってみると、やはり「獲物は獲物」という感覚でした。渓流で釣ったイワナをいただくのと同じように、獲った鴨も抵抗なく解体し、感謝の気持ちを持って食べることができました。

鹿や猪を獲ったとき、自分がどんな気持ちになるのかはまだ想像がつきません。生き物の大きさによって抵抗感が変わるかもしれません。

朝、鴨撃ちへ行き、その後解体して食べると、気づけば1日が終わっています。肉を食べるという行為が、どれほど手間と時間のかかるものなのか改めて実感しました。スーパーへ行けば簡単に肉が手に入ることはとても恵まれていることであり、また畜産が素晴らしい発明であることも改めて実感しました。

今は狩猟の腕を上げたいこともあり、頻繁にカモ撃ちへ行っていますが、命をいただいているということを忘れずに、今後も重みを持って向き合っていきたいと思います。決して無理せず、安全に狩猟を楽しんでいきたいです。

追記:

狩猟をはじめて、鴨撃ちを通して自分自身の中に少しだけ違和感があることに気づきました。

鴨は人を襲ってこないし、こちらが一方的に撃つだけです。そこに対等性はありません。
イワナを釣って食べるのも同じです。
スーパーで肉を買う場合も、人間より弱い生き物を都合よく飼育し、反撃されることなく命を奪います。
対等性のない一方的な捕食だと思います。

これらの不平等がなんだか弱いものいじめをしているような感覚になってきてしまいました。
鴨、イワナ、鶏、豚、牛、みんな一緒で、人間に一方的に捕食されています。(豚と牛は反撃するので一方的ではないかもしれないが)

「自分より弱いものを捕食する。」という行為自体はどんな動物もやっている行為ですが、その中で違和感があるのは
人間が「命を奪う側」の頂点であるばかりに、捕食される側の感覚に疎いということだと思います。

自然の掟の中で「奪い・奪われる」という関係が成立しておらず、人間はただ「奪う」だけの存在であるということです。
ですが、このことに関しては人間の特権であると思うので、否定する気はありません。

私は、命を奪う以上、自分も奪われる可能性を受け入れ、相手と対等な場所に立ちたいと思っています。

だから鴨撃ちよりも、猪・鹿・熊といった大型獣の狩猟に興味があります。奪う代わりに奪われるかもしれないという緊張感と、命への敬意が生まれるからです。

もしそれが自分には無理だと思ったら、「自分の命は奪われたくないけれど、肉は食べたい自分」を素直に認めようと思います。
その時、無事に生きていたら、狩猟をやめて、スーパーの肉を買ったり自分の家の鶏を締めたりしながら生きていこうと思います。

コメントいただいたので追記しときました。なんか炎上しそうだけど、私のブログ内なんで勘弁してください。

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コメント ☆お気軽にコメントください☆

  1. 前略

    だったら、貴方の家族がクマに捕食されても文句は言わないね。
    クマから見た人間も、貴方から見た鴨も同じ食料です。
    生き物の命をいただくのは、その位の覚悟が必要です。

    • もし家族が、熊に捕食、襲われても熊に対して文句は言いませんし、恨みもしません。悲しいですが、最終的にはその現実を受け入れるしかないと思います。

      人間誰しも生き物の命をいただいていますが、全員が全員その覚悟ができているんですかね。
      私は自分がいつかやられるかもしれない覚悟はできてます。

登山ガイドWaka
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