2023年5月16日(火)
山梨百名山でもある、大月市の雁ヶ腹摺山へ登ってきました。
山頂から見える富士山は、旧五千円札のモデルとなっていることでも有名な山です。
大峠から登り始めればコースタイム片道1時間ほど、往復で2時間のかなりお手軽な山です。これでは物足りない!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、往復2時間だからこその良さがあります。幅広い人々を優しく受け入れてくれる山こそ雁ヶ腹摺山なのです。
登り始めはトラバースから始まります。ザレ場や段差があり、意外と侮れない道のり。
のんびり30分ほど歩いたらいよいよ山頂へ向けた登りです。あと少しで花開きそうなトウゴクミツバツツジの蕾があちこちに。鮮やかなピンク色がかわいらしく、みなさん喜んでいました。
周辺には大きなダケカンバが点在しており里山にしては珍しい植生。でもよく考えれば雁ヶ腹摺山は標高1874mもあるのでおかしくはないのです。中部山岳ではダケカンバは標高1500mあたりから生えています。
でも、すぐダケカンバに会えてしまうのにやはり違和感があり、そういえば先日登った飯豊山では登山口から標高差900m、3時間歩いた後にようやくダケカンバに会えたことを思い出しました。私にとってはキツい登りの後に出会える樹木という印象が強いのです。お手軽にダケカンバのある標高まで上がれる雁ヶ腹摺山って本当貴重な山だと思います。笑
上部は急登のちょっとした岩場がありました。ヨイショ、ヨイショと頑張って、いよいよ周囲が平らになります。振り返ればまだ雪を纏っている南アルプスの山々が。悪沢、赤石、聖辺りが見えているかな。
次第に南アルプスの展望は樹林に隠れてゆきます。笹っぱらに飛び出し、間も無く山頂です。振り返れば雄大な富士の絶景。
ここで、今回ゲスト参加している、はるかリーダーの友人のインド人のプリヤンカ先生がヨガレッスンを開催してくださりました!本場インドのヨガは、効いてる感じがすごい!ヨガは身体を温めたり冷やしたりする目的もあるらしく、呼吸でそういった体温調整ができるそうです。身体を温める「炎の呼吸」とクールダウンする「呼吸」(←忘れた。笑)極寒の雪山や真夏日に使えるそうなので試してみたいです。
ヨガレッスンののち、お昼ご飯を食べて記念撮影。十分楽しんだ後に、往路を戻ります。行きは日陰だった登山道に光が差し込み少し暑いです。トウゴクミツバツツジの花が行きよりも開いた気がします。可憐なリンドウの花にも出会えました。
(スタッフ はるかリーダー , Waka / スペシャルゲスト プリヤンカ先生)