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東北山スキー

春の八甲田と酸ヶ湯温泉③ 八甲田温泉ルート滑降

東北

2022年4月23日(土)
八甲田ロープウェー – 9:25 山頂公園駅 – 八甲田温泉ルート滑降 – 11:10 車道駐車地点

メンバー : 4人(Waka, 他3人)

天気 : 晴れ

雪の状態 :ザラメ雪

距離 : 5.5km , 累計標高差(+): 137m , 累計標高差(-) : 855m

八甲田ロープウェイを利用しての八甲田温泉ルート。お手軽半日コースである。実は初日にこのルートを予定していたが強風の為運休。八甲田滞在最終日の今日、再挑戦である。山麓駅でそこそこの風が吹いていて心配していたが予定通り運行してくれて一安心。
昨日怪我をしてしまったS枝さんと、I間さんの2人は酸ヶ湯温泉でのんびりするとのことで、山スキー組は私、S部さん、Jさん、青森のS田さんの4人行動となった。

9:00発のロープウェイに乗って田茂萢たもやち岳の山頂付近まで一気に高度を稼ぐ。ちょうど読売旅行のツアー団体と居合わせる。今までは気にしていなかったが、今日はお客さんの様子や引率の方の様子をチラチラと観察してしまう。S部さんが、「Wakaちゃんもこれからこんな風になっていくのかぁ〜。」なんて言ってきた。まさに今の私の胸の内を見抜いていらっしゃる。笑
これから、私もまたこの引率の方のように添乗の仕事を始めることになった。自分はこんな風にしっかりとお客さん誘導出来るかな?とか、大人数で大変そう・・・とか、大変そう・・・とか。笑
実際の仕事ぶりを間近に眺めて色々思考が巡った。

標高差650mをゆっくり上がってゆく。ブナの森の植生から、ダケカンバ、そして上部はアオモリトドマツの針葉樹林帯へと変わってゆく。ツアーの皆さんは四国から来たようで、珍しい雪景色と、八甲田の山並みに窓際に張り付いてとても喜んでいた。私自身も、景色に感激してパシャパシャ写真を撮りまくった。笑

広大なブナの森
ブナからアオモリトドマツへと垂直分布がよく分かる。右手に見えるのは前嶽。

9:25山頂公園駅到着。そこそこ風が強くて肌寒い。早速歩いて八甲田温泉ルートへと向かう。他にも山スキーヤーがいて賑わっている。30代前後と思われる若者たちがよく目立つ。昨日までは若い人がまるで居なかったのにこの違いはなんだ。土曜日だからかなとも思ったけど、ロープウェーで上がれるから皆来るのかなとも思った。若者と年配の方では山スキーに求めているものが多分違くて、若い人たちは滑り重視気味だけど、年配の皆さんは昔ながらの山スキーって感じで、登山的な楽しみを兼ねて下からハイクアップしてる印象を受ける。
昨日まで見かけるのは9割がたATビンディングだったのに、今日はテックビンディングの人が多くて世代による装備の違いがはっきり分かった気がする。笑

北八甲田。一番右が大岳
南八甲田も見える。

下り斜面で一瞬滑降したのち、シールハイクに切り替え。先ほどまで曇り空だったが、次第にガスに覆われてしまった・・・。

なんか面白い。雨が当たった部分が残っているのだろうか?
今日もまたガス・・・。

再び下り基調になったところでいよいよ滑降モードに。しばらくは非常に緩い傾斜。疲れるトラバースをこなし尾根1つ超えると、いよいよ本格的な滑降タイムが始まる。
ガスが晴れて、再び下界の景色が見えるようになった。ザラメ雪は快適でとても楽しい!!S部さんが先頭で、他の3人が後に続く。

なんか面白い。雨が当たった部分が残っているのだろうか?
今日もまたガス・・・。

CO1,100m付近から次第にブナ林のツリーランに切り替わってゆく。気持ちの良い広大なブナ林で、新緑や紅葉の時期に歩いてみたくなった。

私はツリーランがあまり好きではないが今日はとても楽しい!なぜならショートスキーだから。笑
ショートスキーって変にスピード出ないし小回り効くしで、ツリーランに向いているかもしれない。それに持ち運びが楽なので、青森へ行くまでのバスや電車でもコンパクトで助かった。

楽しいブナ林ツリーラン!

さらに標高を下げてゆくと、カラマツ林に入ってゆく。雪面に大量に落ちている枝を踏まないように滑降してゆく。

11:10車デポ地点無事下山。

・・・

半日コースで山スキーを終え、午後に弘前のさくらを見に行って帰路についた。

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