上信越 雪山登山

大兜山 上越国境の展望台

上信越

2021年4月25日(土)
5:40 野中 – 6:30 渡渉点 – 10:35 大兜山 11:35 – 13:55 渡渉点 – 14:20 野中不動尊 – 14:55 野中 (合計時間 : 9h15m)

距離 : 8.7km 累計高度(+) : 1,138m 累計高度(-) : 1,145m

メンバー Waka、Kさん

天 気 晴れ

気象庁過去の天気図 4/25 9:00

雪 の 状 態
下部積雪無し。CO760m付近北東斜面中心に残雪。CO850m以上はずっと残雪あり。

新緑と残雪の山歩き 大兜山

大兜山は上信越の三国川流域に位置する山である。
北は越後三山、南には巻機山を始めとした上越国境の山々が立ち並ぶ。

朝、野中集落へと車を走らせ、入れるところまで車を進める。
道中「組合員以外の山菜採取厳禁!」の看板が2箇所程現れた。
やがて、標高点389m近くにある堰堤の200m手前で巨大なスギの木の倒木に阻まれ通行困難となる。
少し手前の橋までバックし、広いスペースに駐車した。

5:40登山開始。
野中不動尊近くの堰堤を右側より高巻き、やがてシロト沢とタキ沢の出合に至る。
水量は多いように見えたが、どうにか飛び石に成功。ツルツルで滑りやすく、神経を遣った。
登山靴を水中に沈めたりしながらギリギリの飛び石だった。

対岸に渡ってから、いよいよ大兜山に向けて本格的な登りとなる。
下部は雪が皆無で藪漕ぎしながら進んでいく。
傾斜がかなり急だ。藪をつかんで身体を持ち上げてゆく。

高倉山が見える
イワウチワ
タムシバ

そのうちに傾斜も落ち着き、比較的歩きやすくなったが藪は健在。
CO760m地点から残雪が現れ、ツリーホールの美しい森を歩いてゆく。
今日は雪の中から自然と起き上がる木々がやけに多く、森はトラップだらけだ。

標高点862mのある尾根は、稜線上が藪っぽかったので、アイゼンを装着し側面の雪を拾いながら進む。

やがて緩やかなブナの森に至る。
森の中では小鳥のさえずりが聞こえてくる。雪面には大熊の足跡。
冬はシンと静まり返っていた山の中も、今はそこかしこで生命の気配を感じる。
もうすっかり春だ。
ツリーホールが大きくなり、木の根下でのんびりと休憩した。

季節のグラデーション
後ろに越後三山

東に派生している尾根に乗り換えれば、大兜山まで後わずかだ。
振り返れば越後三山、東を向くとネコブ山がそびえている。
ちょうどシロト沢の源頭部も見えはじめ、以前遡行したことがあるというKさんが色々と教えてくれた。
シロト沢は、上流から下流に向かって二俣に分かれる「略奪点」が存在する。
下流から上流に向けて分裂するのは珍しくないが、その逆というのは確かに不思議である。
シロト沢では左俣とインゼルルンゼに水流を分けているようだ。

シロト沢の源流部

標高を上げてゆくと、いよいよ大兜山も目前に。
残雪から藪がいくつも飛び出している様が、無雪期は激藪であることを物語っている。
山頂から1匹のカモシカが降りてくるのが見えた。
途中で立ち止まり、しばらくうろうろしたかと思ったら、せっかく降ってきた斜面を再び登り返し山頂の向こうへと消えてしまった。
きっと私たちが居たから引き返してしまったのだろう。

カモシー

山頂直下はわずかに雪庇が発達していたのでやや巻いて斜度の比較的緩い場所から上へ。
10:35大兜山到着。

上越国境の山々が一望できる素晴らしい場所。
遠くには頸城や、越後の米山もちょこんと見えた。
見下ろすと南魚沼の町。さすが日本一の米どころとだけあって、田んぼばかりだ。

牛ヶ岳から下津川山に至る稜線も魅力的だ。
越後三山もネコブ山もカッコ良い。

山スキーで滑れそうな斜面もそこかしこに。

越後三山周辺の山々
入道岳と阿寺山
御月山と中ノ岳
越後駒ヶ岳
高倉山
上越国境の山々
ネコブ山
下津川山と小沢岳
巻機山は牛が岳に隠れて見えない
金城山方面
戸隠連山と妙高山。奥に北アルプス北部の山々
米山と黒姫山

1時間ほどのんびりと過ごして、往路を辿る。
帰りはグサグサと雪を踏みながら快適だ。
取り付き付近の急な尾根は、降りだと尾根筋が不明瞭で分かりにくい。
時折方向修正しながら、沢床まで無事に降り立った。

帰りの渡渉では、うっかり滑ってビショ濡れ。
先に渡っていたKさんに大爆笑された。

キクザキイチゲ
キジムシロ
ミヤマカタバミ

堰堤の手前にテントが設営されており、持ち主の2人組と会話した。
明日、大兜山へアタックするとのことだった。

野中不動尊に立ち寄り、14:55無事下山。

渡渉失敗したときにぶつけた膝が次第に痛くなってきた。
どうやら打撲してしまったようだ。

金城山
坂戸山

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