日 時 2021年1月10日(日)
山 域 南会津
目 的 山スキー
行 程
1月10日(日)
7:15大内宿ー8:15尾根乗り上げー9:50標高点1,097mー11:40小野岳ー12:35標高点1,097mー13:20
人 数 2人
天 気 降雪
雪 の 状 態
板を履いてスネのちょっと下くらい。全体的に雪少なめ。
滑走中も岩や枝を踏むことあり。日当たりの良い場所では地面が露出。
まぁパウダー。
今日は小野岳へ。
小野岳は昨日歩いた博士山よりもさらに東にある山だ。
付近のアメダスを調べたところ、どこの積雪も20〜30センチ程度。
もしかしたら藪スキーになるかも・・・。
という予感を感じつつも、予定通り小野岳へ赴いてみる事にした。
大内宿の駐車場に車を停める。
今朝もしんしんと雪が降り、これから山へ登る気力を削がれる。
準備を済ませて7時過ぎに出発。
夜が明け、辺りが明るくなってくると次第に雪がおさまってきた。
道路を南に進み、橋を渡った辺りで、送電線の巡視路と思われる道をKさんが発見。
その道を利用して、尾根の基部まで順調に進む。
真後ろには神籠ヶ岳。かろうがたけ。神々しく光が降り注いでいる。
地形図上でやや等高線の緩い沢筋を詰めて、8:15尾根上に到着。
時折現れる傾斜の強い尾根は大きくジグを切りながら慎重に登ってゆく。
藪が濃かったり、岩や大きなツリーホールがあったりでルーファイがなかなか難しい。
標高1,190mを越えた辺りで、空から太陽の光が差し込んだ。
そのあとは時折曇ったりするが、概ね良い天気。
光に照らされてキラキラ輝くブナたちが美しい。
私もKさんもすっかり笑顔だ。
やがて、地形は平坦になり11:40小野岳山頂に到着。
だだっ広い山頂、ガスがなければ、きっと展望は素晴らしかっただろう。
それでも、白い森の中にいるだけで幸せだ。
しばらく堪能し、山頂を後にする。
シールを剥がし、滑降準備。
上部少しの区間は快適。
やがて藪が深くなる。
場所により、積雪が非常に薄い。
気をつけたつもりだが、数回、岩や枝にガリッとやってしまった・・・。
奇跡の1枚。
最後の最後まで滑り倒す。
巡視路は自分たちのつけたトレースに乗って、爆速で進む。あっという間に車道へ。
13:20無事下山。