日 時 2020年8月24日 (月)〜30日(日)
山 域 北アルプス
目 的 縦走登山・渓流釣り
コース 1日目:アルピコ・濃飛バス〜13:30新穂高〜14:30ワサビ平
2日目:4:35ワサビ平〜小池新道〜8:10弓折乗越〜8:17弓折岳往復8:27〜10:40双六岳11:10〜11:55三俣蓮華岳12:15〜13:15黒部五郎小舎
3日目:4:30黒部五郎小舎〜6:25黒部五郎岳6:50〜9:20北ノ俣岳9:35〜11:10太郎平小屋12:30〜14:05薬師沢小屋(小屋泊)
4日目:9:05薬師沢小屋〜薬師沢〜15:20薬師沢小屋(小屋泊)
5日目:13:05薬師沢小屋〜14:45祖母岳15:15〜15:50雲ノ平キャンプ場
6日目:2:00雲ノ平キャンプ場〜3:10祖父岳3:20〜5:15水晶岳6:00〜8:30赤牛岳9:25〜読売新道〜13:10奥黒部ヒュッテ
7日目:6:30奥黒部ヒュッテ〜8:20平の渡10:20〜10:30対岸〜12:50ロッジくろよん〜黒部ダム〜13:30扇沢電気バス乗り場
人 数 1人
天 気 1日目:晴れ
2日目:晴れ時々曇り
3日目:晴れのち曇り
4日目:晴れ
5日目:晴れ、夕方にわか雨
6日目:晴れ、夜に雷雨
7日目:明け方降雨、日中晴れ
※6日目の晩、7日目の早朝に強く雨が降ったが、それ以外は大体晴れ・曇り空。雨ガッパは一度も使用しなかった。
夕方ににわか雨が降ることがあったので、やはり計画は早出早着が望ましいと思った。
8月の下旬、天気予報を見るとなかなか天気が良さそうだ。
好天を利用して、大好きな薬師沢小屋に遊びに行く事にした。
今年は新型コロナウィルスの影響で折立行きのバスが減便されている。
長野から公共交通機関で向かう予定の私にとっては、少し都合が悪い。
せっかくなので新穂高から入山、縦走がてら薬師沢小屋経由で黒部ダムへ抜ける事にした。
昨年、雲ノ平、高天原、ワリモと鷲羽は歩いたことがあるが、それ以外は未踏の地だ。
ヤマプラで歩きたいルートを繋いだところ、6泊7日のガッツリな計画となってしまった。5日目の薬師沢〜雲ノ平以外はコースタイムとしてもなかなか長丁場だ。
なんとも欲張りな計画だが、早出すればなんとか歩けそうだ。
今回は軽量化を意識して、朝食及び夕食をパスタ・アルファ米・カレーメシに限定した。
また、ここ最近、沢登りで鍛えている(?)事も良かったのか、結論としては、ガッツリ計画に対する心配は杞憂に終わった。
私にしては良い感じのペース、道中強い疲労を感じる事もなく、終始のんびりと楽しみながら歩くことが出来た。(今までの縦走の中で最も調子が良かったかも。)
1日目:新穂高からワサビ平
長野駅からアルピコ交通、濃飛バスを利用して、新穂高まで向かう。
今年は新型コロナウィルスの影響で、長野駅から新穂高までの直通バスは運休となっている。平湯温泉で一度乗り換える必要があった。
13:30新穂高ロープウェイに到着、歩きやすい林道を1時間程歩き、今日の幕営地であるワサビ平小屋に到着した。
夜ご飯はカレーメシ。(そのままの容器では嵩張る為、予めビニール袋に移し替えて持ってきている。)
水に浸しておき、適当なタイミングで火にかけて食す。
初のカレーメシだが、問題無く美味しかった。アルファ米+レトルトカレーの組み合わせより、コスパ良いのは勿論、軽量化の観点からも優秀だと思った。
2日目:ワサビ平〜水晶岳〜三俣蓮華岳〜黒部五郎小舎
3:30起床、手早く朝食を済ませる。今回の山旅では薬師沢小屋を除き4日分の朝食は全てパスタ。味はタラコとペペロンチーノを2日分ずつ。
パスタは、3分パスタを半分に折りジップロックに入れて持ってきている。
ガス節約の為、試しに前日の夜に水にパスタを浸しておいた。
翌日、茹でて食べたが、水を吸いすぎたパスタは不味かった。大人しく直前に茹でるべきだった。
4:30、まだ暗い中出発。熊が心配なので周囲の物音を気にしながら歩く。
小池新道は石畳になっており非常に歩きやすかった。途中の秩父沢で水を汲もうとした際、ヌメる岩に滑り登山靴を思いきり濡らしてしまった。

鏡平から眺める槍〜穂高連峰は圧巻。
順調に弓折乗越まで到着する。弓折岳をピストンし、水晶岳に向かう。
水晶岳の登りは素晴らしい展望。槍は残念ながらガスに巻かれてしまっていたが、三俣蓮華、水晶、赤牛、黒五、鷲羽、、、雄大な山々の姿を楽しみながら登る事が出来た。
三俣蓮華岳でも圧巻の展望を満喫。
大天正岳の手前に見える「硫黄尾根」のおどろおどろしさに目を引かれた。
13:15黒部五郎小舎到着。



3日目:黒部五郎小舎〜黒部五郎岳〜北ノ俣岳〜薬師沢小屋
4:30、黒部五郎小舎出発。ここのテント場は気合十分な人が多いのか?3時過ぎより既に起床している人が多かった。
人生初の黒部五郎カールは美しい場所だった。急登を登りカールから稜線へ上がる。
黒部五郎岳もまた素晴らしいピーク。水晶・三俣蓮華はガスの中だが、薬師岳の向かって右奥には立山・劔が見えた。
山頂に居た山ガールと写真を撮り合い、あの山は○○かなぁ?と話し合う。
山歩きの楽しみ方は人それぞれ違う。しかし山頂では皆が同じ景色に感動し、幸せを感じている。
私は山のそういう部分が好きだ。
ハイカーでも、沢屋でも、スキーヤーでも、ジャンルが違えど、「山好き」であればどこかで共感しあえる部分は存在する。山好きと出会うと私は嬉しくなる。


しばらく満喫してから北ノ俣岳方面に向けて縦走するべく分岐に引き返す。
私たちが下山する頃、ちらほらと黒部五郎岳のピークに向けて歩く人たちとすれ違った。
黒部五郎岳は日中はガスっていることが多い。
今朝、素晴らしい展望を眺めることが出来てラッキーだった。
お気に入りの、北ノ俣岳山頂直下のお花畑。ほとんど咲き終わってしまっていた。
薬師岳から黒部五郎岳まで、素晴らしい山の展望を眺めることができた。

11:10太郎平小屋到着。お昼ご飯をいただき、のんびり過ごす。
12:30薬師沢小屋に出発。
第3渡渉点、薬師沢左俣を眺めて、あまりの水量の少なさに驚いた。普段は蒼色の沢だが、沢床にはヌメりが発生しているようで茶色くなってしまっていた・・・。

15:20薬師沢に到着後、黒部川上流で釣りを楽しむ
日中は魚影が少なかったようだが、夕方は魚影濃く、楽しむことができた。
4日目:薬師沢で渓流釣り〜薬師沢小屋
1日釣りを満喫。黒部川上流か薬師沢か迷っていたが、どうやら上流には1人釣り師が入っているようなので私は薬師沢を釣り上がる事とした。
9時過ぎ、沢靴に履き替えて出発。ある程度小屋から離れたところで竿を出す。
浅瀬はヌメりの為、茶色く見えるが、水深のある淵では美しいブルーは健在。むしろ水量が少ない為、沢底まで綺麗に見えた。
・・・これはイワナにもバレやすそうだ。
昼前に一度釣れなくなる時間があったものの、全体的に魚影は濃く、私のような初心者でも楽しむことができた。
黒部のイワナはスレていたり、ちょっとおバカだったり、イワナ1匹1匹にもそれぞれ個性がある。
毛針を流していたら、わざわざ沢底から上がってきてチョンと毛針をつついて、再び沢底に帰っていく。毛針を甘噛みするだけのイワナもいる。(完全に遊ばれているだけだが。笑)
威勢良くジャンプし過ぎて、逆に毛針を咥えられないイワナ。流れる毛針を咥えようと必死に泳ぐも水流が早くて追いつけないイワナ。(途中で諦めてしまう。笑)
リリースしたら足下の岩場に隠れて、半身丸見えのイワナ。
釣りをしていると、つい食事をとるのも忘れてしまう。
美しい渓相のイワナ淵では3匹程釣らせてもらった。



トータルで釣れたのは18匹程だろうか。
昨年デビューして同じルートを釣り上がった時は、魚影が濃いにも関わらず1日で2匹しか釣れなかった。当時と比べて少しは上達したのか、嬉しくなった。
ちなみに黒部源流は、非常にたくさんのイワナが暮らしている。
他の釣り師は、私の聞いた限りだと、条件の良い日には30匹〜150匹を釣っている。表現として5分/匹であることも。
もちろんキャッチアンドリリースなので、持ち帰りはダメだ。
食べない魚を釣って何が楽しいのか?と言われるかもしれないが、その楽しさは黒部で釣れば分かるだろう。
私も次第に、イワナの愛らしさが分かってきた。
(愛らしいのに毛針で釣るというのも、これまた矛盾して酷い事かもしれないが。)
沢歩きを楽しみつつ、二俣分岐に到着。少しだけ右俣、左俣を散策してから、第3渡渉点から登山道を歩き薬師沢小屋に帰った。
5日目:薬師沢小屋〜雲ノ平
午前中は黒部川上流で釣りを楽しむ。その後13時過ぎに雲ノ平へ向けて出発。
14:45大好きな祖母岳の山頂でのんびり過ごす。
昨年、雲ノ平山荘で噂のケーキセット(1,600円くらいだっけ?)をいただき、その後に祖母岳に寄り道した。
当時、素晴らしく穏やかで雰囲気の良い山頂に感動した。
もちろん、雲ノ平山荘の小洒落た室内でケーキを食べるのも満足したが、せっかく山にいるのだから祖母岳のベンチに腰掛けて山々を眺めながら行動食をつまめば良かったと、その時結構後悔した。(本当、失礼でスミマセン・・・。)
今回は、リュックを分岐にデポする事なく丸ごと山頂に担ぎ上げる。
待望の山頂には先客のカップルがいて若干肩身の狭い思いをしたが、雰囲気の良さは健在。昨年よりもガスってしまってはいたが、水晶や三俣蓮華を眺めながら30分程ボーッと過ごした。

16時前に雲ノ平キャンプ場に到着。
その後、にわか雨が降る。翌日は2:00出発なので17時過ぎには就寝。
しかし、やはり人気のテント場。結局21時頃までうるさい人がいて眠る事が出来なかった。
場所によっては「うるせーぞ」と注意する人もいるが、今回は注意の声が飛ぶこともなく、周りの人は皆我慢していた・・・。
最近は穏やかなテント場ばかり利用していたので問題はなかったが、久々にストレスが溜まってしまった・・・。やはり耳栓は必須装備にしようと思った。
6日目:雲ノ平〜水晶岳〜赤牛岳〜奥黒部ヒュッテ
今回の山旅で最も長丁場なのが6日目の本行程だ。
本来であれば、水晶小屋に宿泊して向かうのが良いかもしれないが、小屋泊する余裕はもう無いので、雲ノ平キャンプ場から一気に向かう。
奥黒部ヒュッテに到着出来なくて途中でビバーク、なんて情けない話になるのも嫌なので念のために午前2時出発とした。
今回のルートでは道中、水場が一切無い。
夜明け前〜朝の涼しい時間帯に歩く事、私自身の普段飲んでいる量を鑑みて、合計で3ℓの水を持っていく事にした。(プラス、ビタミン不足を補う為の野菜ジュース300㎖所有。)
結果的に消費した水は1.3ℓ程だった。
2:00、見上げる空には満天の星。ヘッデンの電池を新しいものに入れ替えて出発。雲ノ平をぐるっと大きく回り込み、祖父岳と三俣方面の分岐に到着。
祖父岳の登りはゴーロ帯となっている。暗い中だと登山道が非常に分かりづらい。
ケルン、緑の紐、マークを頼りに登っていく。
時折、マークを見落としてしまうが、その度に1つ前のマークがあるポイントまで戻って、改めて辺りを探すようにした。
少々時間がかかって、やっと祖父岳の山頂付近へ。
いつの間にか辺りはガスに巻かれ、ヘッドライトの明かりが、ガスを照らし丸く形となっている。
だだっ広い山頂、孤高に佇むケルンが、一瞬人の形に見えてビクッとした。

私は、特別怖がりでもないし、夜間の山歩きは大抵普通にこなせるが、ここの区間は雰囲気が少しだけ怖かった。
あと過去に怖かったのは木々の間隔が広い針葉樹林帯を歩いた時だろうか・・・。(ハリーポッターの禁じられた森みたいな雰囲気だった。)
祖父岳の山頂で、一度身内に生存連絡を入れて、水晶岳に向けて出発する。
5:15水晶岳到着。辺りはガスに包まれており、展望は期待出来そうになかったが、しばらくするとガスが晴れ、360度の雄大な山々の展望が現れた。
山頂に居合わせたおっちゃんと、カメラのお兄ちゃんと、私の3人、全員テンションが上がる。
何度も「綺麗だ・・・」を連発し、その素晴らしい展望を目に焼き付けた。


約45分間、たっぷりと堪能し、6:00に赤牛岳に向けて出発。
水晶岳近くは岩稜帯だが、赤牛に向かうにつれて、まるで南アルプスのような、大きくも穏やかな稜線漫歩となった。
いよいよ赤牛岳の山頂が近くなってくると、今回の山旅がついに終わってしまうような気がして少し寂しくなった。
8:30赤牛岳到着。
かっこいい薬師岳の東面をぼんやり眺めていると、どこからともなく熊鈴の音が。
見れば赤牛岳の北西稜から単独の人が上がってくる。
最初はトレランの人がルートを間違えたのかな?(これまた失礼。)と思ったが、よく見ると、リュックがテント泊装備の大きさだ。
もしや・・・、これは・・・?!
見守っていたら、その人はついに赤牛岳に到着した。
「どこで泊まってたんですか?」と聞くと「どこだと思う?」と逆に質問で返された。
私の考えている場所を答えると、なんとそれは正解だった。
まさか、赤牛の山頂でそんな人に出会えるなんて!
テンションが爆上げとなった私は、「写真撮っていいですか?」と尋ねてその人のピン写真を撮らせていただいた。笑
そして、話を進めていくうちに、なんとその人は私の知っている人だと判明した。
これまた奇跡的な出会いに驚いた。
向こうは向こうで、「例の場所」を知っている人、尚且つ知っている人だったので、だいぶ驚いていたようだ。(私からしたら尊敬している人が自分の存在を認知してくれている事が嬉しかった。)
その人も奥黒部ヒュッテに向かうそうなので、読売新道を一緒に下山した。
話せば話すほど、やっぱりすごい人だ。
その人もまた、私の知る中ではトップレベルの「山好き」だ。
色々な山の話をしたが、ここまで詳しく、一緒に盛り上がれる人も珍しい。
この出来事は私の中でも忘れられない思い出となるだろう。

13:10奥黒部ヒュッテ到着。幕営した後、東沢出合付近で再び釣りを楽しんだ。

夕方、赤牛ピストンのおじちゃんが「たくさんあるから」と、ベーコンを分けてくれた。若干の申し訳なさもある。山賊Wakaになってしまったような気分だが・・・、感謝の気持ちいっぱい、ありがたくいただいた。(ちなみに野菜ジュースも道中の頂き物だ。某人に「口内炎が治らない。」と言ったら「じゃあ持って行きなさい。」と2パック貰った。1つは雲ノ平で、もう1つは奥黒部ヒュッテで消費した。)
夜は、今回の縦走初の雷雨となった。
突然の土砂降り、ピカピカとテントの外が光っている。
私は雷が大嫌いで、この時も内心ヒヤヒヤしていたが、「ここは沢だから大丈夫」だと気持ちを落ち着かせた。
そのうち雷雨は収まり、私自身もちゃんと無事だったのでホッとした・・・。
7日目:奥黒部ヒュッテ〜黒部ダム
平の渡の出船時刻は10:20。奥黒部ヒュッテからの、山と高原地図のコースタイムは古い物は2時間、新しい物は3時間となっている。
5時過ぎに起床して、のんびり過ごしたものの、他にやることがなくて6:30に出発準備が整ってしまった。
まぁ良いかと平の渡に向けて出発。ダム沿いを歩く登山道はなんとなく黒部の水平歩道と雰囲気が似ている。昨晩の雨で丸太梯子は濡れており、ツルツル滑る。
アップダウン激しく全くもって気が抜けない区間だった。
8:20船着場に到着。早く着き過ぎてしまったので、行動食を摘みながらのんびりと時間を潰す。この間、ヤブ蚊にだいぶやられてしまった。
船着場は、ダムのへりを丸太梯子で降っていく。まるで何も無い場所だ。
その年の水量によって梯子を降る長さは異なる。(水量が多いほど、梯子が水没していく仕組み)
今年は水量が少ない為か、昨年の2倍は丸太梯子が露出しているそうだ。


10:30対岸に到着。
日中だが、樹林帯の歩きは風がよく通り涼しかった。
御山谷出合を越え、ロッジくろよんを経て13:30頃黒部ダムに到着。
13:35扇沢行きのバスに乗り、14:40長野駅直通バスに乗ることが出来た。
直通バスも減便されている。この時間を逃せば次は17:00発だ。
私の計画でも元々は17:00に乗ろうかと考えていたが、良いペースで下山出来て、ちょうどバスにも乗り込むことが出来てラッキーだった。
無事に帰宅。

今回のまとめ
6泊7日は、今までの縦走の中でも最長だったかもしれない。
しかし、不思議と今回の縦走は、今までで最も余力のある縦走となった。
軽量化のおかげと、少しは体力がついたのだろうか。
今回の縦走で、おおかた黒部の山々を訪れることが出来た。
稜線はもちろん素晴らしいが、黒部川自体も素晴らしく魅力的な場所だ。
初めて訪れた黒部五郎岳のカールにも感動した。
山が「自然豊か」なのは当然だが・・・、黒部では、より一層「生命のパワー」を感じる。
赤牛岳山頂での出会いにも驚いた。実は今回の素敵な出会いをもたらしてくれたのはインターネットのおかげだ。
私がブログ等、ネット上で記録をアップし始めたそもそもの理由は、「自分の山歩きに共感してくれる人を探す為」だ。(もちろん自分自身の忘備録でもあるが。)
ブログは、興味があれば「読む」し、興味がなければ「読まない」ものだ。
自分に興味が無い人は自然と排除され、自分に興味を持ってくれる人だけが残ってくれる。(私自身も、興味ある人のブログや記録は読んでいる。)
いつか自分の山歩きに共感してくれる人が現れると良いなぁという想いを感じつつ今まで記録を続けていたが、最近は、その気持ちが少しずつ実っているような気がする。
今回もまさに。本当に、記録をアップしていて良かったと感じた瞬間だった。
6泊7日、心身共にかなり充実した山旅となった。


カンチコウゾリナ。総苞片の毛の生え方が、列になっているのが特徴。
ミヤマコウゾリナは全体的に毛が生えている。

トウヤクリンドウ

イワギキョウ

実が赤く染まっているイワショウブ。

オヤマリンドウ

読売新道に生える、立派な立山杉。